寄稿

宇宙と息を合わす呼吸法

いつもお世話になっている下村のぶ子海竜社社長より、自社出版の『ほんとうに70代は面白い』という本を頂いた。作者は桐島洋子です。表紙のにこやかな桐島さんの写真と、本の帯の「聡明な女性は素敵に老いる」の大きな文字が、読み手の興味をそそります。私も70代ですので、早速、わくわくしながら読みました。
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2015年新春稽古

厳しい寒気が緩んだ1月5日(月)、東京武道館において「2015年新春初稽古」が開かれました。この日は仕事始めでしたが、90数名の仲間が集まり明るく広い会場で、清々しい新春ならではの太極拳を舞いました。田村久夫師範の音頭よる三三七拍子の一本締めで、いよいよ稽古の始まりです。年初のめでたさと喜びの中に、心地よい緊張感が走りました。楊麻紗先生は「今年は年女に当たるので、2年前古希のお祝いに皆様から頂いた<赤帯>を締めて新春稽古に臨みました」と、挨拶されました。全員による八段錦・太極拳は凛とした静けさの中にも、ゆったりとした暖かい気が流れました。
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第8回楊家養心太極拳・とこなめ合宿交流会/新聞・テレビに報道されました

11月8日~9日、愛知県常滑市のアリーナに於いて「第8回楊家養心太極拳とこなめ合宿交流会」が開かれました。今年は常滑市の市制60周年にあたり、「市制60周年記念事業」の協賛事業の一つとして開かれ、片岡憲彦常滑市長、知多サザンシニアライオンズクラブの田邊秀夫会長をお迎えして、地域社会により密着した交流会になりました。当日は曇天ながら寒くもなく、東京、大阪、奈良、大口町や地元合わせて200名の仲間が集まり、会場いっぱい、熱気いっぱいになりました。そして、ご来賓の挨拶のあと、いよいよ演舞の始まりです。最初の全体演舞は、物音一つしない水を打ったような静けさの中に、200名のゆるやかで暖かい気が流れました。
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山田昌巌祭「出水麓まつり」に参加して

今年も鶴の里、出水市の武家屋敷跡で、11月3日に出水郷第三代地頭山田昌巌翁の遺徳を偲ぶ祭り「山田昌巌347年祭」が開催されました。この祭りは江戸時代の儀式の再現を中心に、出水市に残る郷土芸能や古武道などを披露するもので、毎年この時期に開催され、うどんやたこ焼き等の屋台も立ち賑わいます。楊家養心太極拳は、故楊名時先生が、中国の太極拳を素として、日本の空手道との融合を図られた楊名時太極拳の流れを組み、日本の武士道に値するものとして、特別に参加を許されているものです。そういう意味で、指導者以上は、空手着での参加になっています。
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第十七回なにわ友の会一泊親睦会

10月25日(土)、26日(日)の2日間、近江の国長浜の地で「なにわ友の会一泊親睦会」を開催しました。朝9時、JR大阪駅に30名の参加者が集合し一路長浜へ向かいました。公共交通機関でしかも自由席を利用しての移動ということで、席の確保など不安な点がありましたが無事に長浜駅へ到着することができました。 到着後、まず盆梅展でも有名な慶雲館を訪れ庭園を見学しました。昼食に長浜の地ビールと石焼御膳を堪能した後、黒壁スクエアに移動し約2時間、黒壁ガラス館や曳山博物館の見学、買い物などを楽しみました。
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ふじみ野市民交流プラザ東日本大震災復興支援「第2回フクトピア・チャリティーフェスタ」

10月13日、埼玉県ふじみ野市にて「第2回フクトピア・チャリティーフェスタ」が開催されました。被災地復興の継続的な支援を目指して行われているイベントとして恒例になり、ワンコイン募金の御協力によるものと”ふじみ野市親善大使ふじみん“のグッツの売り上げの一部が寄付されます。多くの店が立ち並び、食べ物からハンドメイド雑貨、バザー、多肉植物の展示販売等で賑わいを見せていました。10分間の整体・マッサージの施術あり、作品展あり、体験教室ありと。
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2014年「音楽堂で太極拳 満喫の八ヶ岳」研修会

この上なき幸運 音楽堂で太極拳10月16~17日に行われた西武コミュニティ・カレッジ主催の「音楽堂で太極拳 満喫の八ヶ岳」の研修会は、30名の参加者があり、これ以上はないほどの幸運に恵まれました。第一は、すばらしい秋晴れに恵まれたこと。前日は台風19号の余波で、関東地方はぐずついた寒空でしたので、皆で好天を喜び合いながらバスは池袋を出発、一路、宿泊先の八ヶ岳高原ロッジに向かいました。
寄稿

師範審査レポートより(14)

10月5日に師範昇段されました東京都在住の方の師範審査レポートをご紹介いたします。皆様のご参考になればと思います。今回のテーマは「インナーマッスルが鍛えられた」です。
寄稿

栃の実

9月18日、11月の指導者研修会の申し込みのために、新宿スポーツ館に行った時のことです。この日は秋晴れで、日差しは強いのですが副都心でも吹く風は涼しく、秋本番の心地良さでした。スポーツ館は新宿の外山公園の中にあり、春訪れた時、常緑樹の木々はかなり剪定されていたのですが、今は枝を張り深緑の公園に姿を変えていました。自然の成長力の強さに目を見張りました。
寄稿

レンゲショウマ花紀行

8月半ばからテレビでは、御岳山のレンゲショウマの花が見頃を迎えたと盛んに報道されていました。可憐な花の映像が映し出される度に「行ってみたい!」と気持ちを募らせていたところ、チャンスが訪れました。太極拳の後のランチで話がまとまり、9月5日、80代・70代・60代の3人での山行となったのです。当日、天気はまずまず。各々電車を乗り継ぎ青梅駅で合流、御嶽駅からバスとケーブルカーで山上の御岳山駅へ。たくさんの登山客の後に続いて、エッ?と思うほど急な山坂を5分程登ると突然視界が開けて周りは明るい広葉樹の林。
寄稿

太極拳のバランス効果

東京の某教室に通う60代の人のお話です。この人は目が悪く膝も少し痛めているのですが、教室にはヘルパーさんを伴って来ていました。とても明るく活発で、稽古はほとんど休むことはありません。電車に乗って教室に通うことは大変なのに、良く続けて稽古に来られるなあ、と感心していました。彼女が家庭の都合で6か月、太極拳の稽古をお休みしました。その間、歩行のバランスが崩れ、稽古していた時より歩きにくくなったと言うのです。太極拳は全身を使って空間をゆっくり動くため、下半身の筋肉が鍛えられると同時にバランス感覚も鍛えられるのです。
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講習会「気の発見」を開催

6月29日(日)に、大口町太極拳協会が主催で、杉江満寿夫先生(NPO太極拳養心会副理事長)を講師としてお招きし、顕彰会館で講演会が開催されました。太極拳の全く経験のない一般の人達も含めて総勢50数名が参加されました。「気の発見」と題し、「気」とは誰でも持っていて、「生命エネルギー」であり「自然治癒力」である。気の感触「気感」は人により感じ方が異なるが、人から教えてもらうことにより、始めて獲得できる・・・などのお話があり、実際に気を感じるトレーニングが行われました。
お知らせ

帯津良一先生の新刊書

帯津先生の書き下ろしエッセイが7月2日に、海竜社から発行されました。『まあるく生きる』の書名の帯には、私には老後はない!これぞ名医の健康人生と記されているとおり、ときめく力、仕事、体力作り、食べること、病気、人と付き合う、愛・恋、死ぬことなど帯津先生の生き様が述べられています。そして、楊名時先生のことは何回も書かれており、特に<わが太極拳賛歌>という長い詩には、帯津先生の太極拳に対する思いが溢れ感動的です。
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