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加紫久利神社春の例大祭にて24式演舞 

薩摩二の宮として有名な鹿児島県出水市の加紫久利神社で、毎年、3月4日、5日の2日間春の例大祭が執り行われます。参道には、たこ焼きや綿菓子、おもちゃ、刃物等の露店が並び、昔ほど賑やかではありませんが、「いらっしゃい」の威勢の良い声が聞かれ、それなりの風情があります。1日目は、牛耕の儀、籾蒔き等の祭典があり、午後から、参道脇の集殿社に作り付けの舞台で、日本舞踊や太鼓、歌謡ショ-がありました。私たち楊家養心太極拳肥薩会は、今回初めて参加させていただき、2日目の午後1番目に舞台と舞台前の参道を使い、24式を演舞しました。朝まで冷たい雨が降り、參道での演舞は危ぶまれましたが、演舞の前には雨も止み、太陽が顔を出し、日の光を浴びながら演舞することができました。楊名時先生の「本日は晴天なり」の声が聞こえてくるようでした。
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御殿雛

3月5日、東京・新宿の都庁近くにある朝日カルチャーセンター教室の懇親会が、稽古終了後に開かれました。このカルチャーセンターは今年で40周年を迎えますが、楊名時先生は設立の3か月後に、太極拳の教室を開きました。水曜日の午前1クラスだけでしたが、楊先生の人柄と健康志向の高まりにより、どんどんクラスが増えていきました。私は開講と同時に楊先生の助手を務め、楊先生が亡くなってからはその教室を受け継ぎ、稽古を続けています。懇親会の会場は同じビル内にある京懐石の「みのきち」です。このお店は超高層ビルの48階にあり、楊先生の馴染みのお店でした。お店に入ると、玄関の突き当りにある内裏雛と北村西望の<京洛春秋>の額が目につきました。そして、お香の焚かれている広間の床の間には、立派な御殿雛が飾られていました。私は御殿雛を見るのは初めてです。皆も珍しそうに御殿雛を見ていました。説明書きによれば大正時代の作とか。
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2014年新春懇親会

2014年新春懇親会が2月11日、上野精養軒で開かれました。9日の大雪のまだ残るこの日は、薄曇りの寒い中、帯津良一先生を初め大阪、愛知の遠方からと東京近隣のお仲間90余名が集まり、盛会でした。楊麻紗先生はご挨拶の中で、「楊名時先生の指導者十訓の一番目、言葉づかいはおだやかに」を取り上げ、今年の目標にしましょうと話されました。そして、帯津良一先生は、昨年の文藝春秋12月号の「小さな大人物」欄に紹介されたいきさつをユーモアたっぷりにお話してくださいました。帯津先生は早朝3時30分に病院に入られ、診療までの間執筆や太極拳の稽古をされるそうです。御年78歳の帯津先生は、肌の色艶もよくとてもお元気です。パワーの源は夜のお酒と朝の太極拳なのでしょうか。
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加紫久利神社神殿にて 太極拳奉納

去る2月11日薩摩二の宮として有名な出水市の加紫久利神社で、養心会の師範、準師範13名が奉納演舞をさせていただきました。当初は、太極拳の演舞は式典の後というお話でしたが、宮司の特別のご配慮で、私たちも式典に参列させていただき、祝詞奉上の後、奉納舞として太極拳を演舞しました。当日は、昨日までのどんよりとした冬空とはうって変わって、冴えた青空の下、私たちは、神舞のつもりで心を込めて舞いました。御神前での太極拳は、厳粛な中にも不思議と心が落ち着き、仲間との一体化を感じながら、気持ちよく演舞することができました。
寄稿

南面の意味するもの

 一陽来復、暦の上では春が訪れるという今年の立春は、2月4日。東京は雪が降りました。また、昨日(8日)の記録的な大雪により、各地に大きな影響と被害が出ました。東京都心の積雪は27センチで、45年ぶりのことだそうです。今日は雪が止み青空が見えていますが、交通機関などの乱れはまだ続くとのことです。私の教室は休講になりました。皆様は如何でしたでしょうか?
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  2014年新春稽古

2014年の新春初稽古が、1月7日(火)東京・綾瀬の東京武道館で開かれました。寒中の平日にも関わらず82名の参加者が集まり、広く明るい会場で、新春の初稽古に相応しい清々しい白鶴の舞ができました。大太鼓の音と共に整列し、一本締めの後はいよいよ稽古の始まりです。楊麻紗先生は挨拶の後、準備運動の立禅や八段錦を行わずに太極拳を舞うハプニングがありました。ご講和の中で麻紗先生は「今日のように、準備運動をしないで太極拳を行った場合と、ちゃんと準備運動をした場合の心身のほぐれ具合が、いかに大きいかが改めて理解できたのではないでしょうか。稽古の順序を考案した楊名時先生に感謝いたしましょう。そして、今年一年が穏やかでありますように」と話されました。
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第7回楊家養心太極拳・とこなめ合宿交流会

去る11月9日(土)10日(日)の2日間、愛知県常滑市サザンアリーナで、今年で第7回目を迎えた恒例の楊家養心太極拳の交流会が開催されました。 晩秋の穏やかな空に柔らかな日差しが注ぐ午後、東京から常滑の駅に到着しますと、「楊家養心太極拳」ののぼりを立てて常滑の皆様がお出迎えくださり、久しぶりの再会に喜びの声が上がりました。 楊麻紗先生をはじめとする関東からの参加者、また大阪や奈良の関西から、そして愛知県各地からの同心同学に加えて、遠くは仙台からも蛯名美知夫先生がご参加くださり、この日を楽しみにして集まった総勢は200近くになりました。
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秋の一泊研修会

 11月3日(日)~4日(祝)、「第16回なにわ友の会」一泊研修会で、奈良の十津川村に行ってきました。台風による不安定なお天気でしたが、2日間とも傘の出番がなく幸いでした。大阪城公園駅前より24名がバスに乗り込み出発。色付き初めた山々を車窓から眺め、先ずは丹生川上神社 下社に参拝しました。天武天皇より「祈雨、止雨の神」として創建された古社で、境内には白馬と小さな黒馬が私たちを迎えてくれました。2012年6月、紀伊半島豪雨被害からの復興などを願い、白馬献上祭、続いて黒馬献上祭りも560年ぶりに復活したそうです。
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麓まつり

11月3日(月)に第13回「出水麓まつり」が開催されました。この祭りは、江戸時代、出水の第3代地頭として出水郷を統治された山田昌巌の遺徳を偲び、兒請(ちごもうし)という儀式の再現を中心に、郷土芸能や古武道などを披露するものです。昨年から楊家養心太極拳も演舞の仲間に入れていだだき、今年も太極拳24式を癒しの曲「こころの風景・他」に乗り演舞しました。
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ふじみ野市民交流プラザ東日本大震災復興支援 「チャリティーフェスタ」楊麻紗先生講演・演舞・体験会

10月14日(月)の体育の日に、ふじみ野市民交流プラザ東日本大震災復興支援チャリティーフェスタが開催され、その中のイベントの一つとして、楊家養心太極拳の楊麻紗先生による講演・演舞・体験会が行われました。チャリティーフェスタ会場となった市民交流プラザ「フクトピア」にて私が教室を開講している関係で、今回は特別にお願いして楊麻紗先生に来て頂きました
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瓢湖に白鶴?

 10月1日は阿賀野市瓢湖畔のコミュ二ティーセンターで麻紗先生の指導による研修会が行われました。当日は抜けるような青空に麻紗先生の演舞は正に白鶴でした。この阿賀野の僻地に『楊名時先生の秘伝の巻物』をたがえて、優雅にゆったり舞うお姿は誠に白鶴の化身!と見惚れておりました。そして御講義は吐納術・呼吸法・調心・調息・調身=心・息・動を紐解かれ・・・瞬く間に時は過ぎて、会場の皆さんと握手を交して懇親会々場に移動して頂き料理にカラオケと大変に和やかに盛り上がって白鶴の麻紗先生ものんびり羽を休めておいでのようでした。片田舎で心に残る楽しいひと時でした。
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 2013年 音楽堂で太極拳 満喫の八ヶ岳

2013年9月12日~13日に於いて『音楽堂で太極拳 満喫の八ヶ岳』池袋コミュニティ・カレッジの企画による1泊2日のバスツアーに、楊麻紗先生とともに49名の仲間が参加いたしました。 宿泊先の八ヶ岳高原ロッジからほど近い音楽堂は、周囲の山々と調和のとれた、木のぬくもりを感じる六角形の建物です。著名な音楽家、表現者の方々が公演されています。音楽堂の天井の中央部分は、円形にガラスがはめ込まれていて、外側から見ると、屋根の上にのっかっているのは、ガラスで組み立てられたピラミット型のもので、またその先端には球体の付いた2本の槍のようなものが、天に向かって立っておりました。天のエネルギーを建物内部へ取り入れる構造となっているようです。音楽堂内は、特に中央のガラスの天井下が大変磁場が強く、まさに天と地の気が柱のように貫いています。中心から六方にエネルギーが放射し、会場全体に自然そのものの気が満ちていました。
寄稿

師範審査レポートより(11)

先月に続き、師範審査レポートをご紹介いたしますので、皆様の参考にしていただきたいと思います。5月鹿児島・出水市で師範昇段された方の記で、今回のテーマは「太極拳をやってみてよかったこと」です。
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