加紫久利神社春の例大祭にて24式演舞
薩摩二の宮として有名な鹿児島県出水市の加紫久利神社で、毎年、3月4日、5日の2日間春の例大祭が執り行われます。参道には、たこ焼きや綿菓子、おもちゃ、刃物等の露店が並び、昔ほど賑やかではありませんが、「いらっしゃい」の威勢の良い声が聞かれ、それなりの風情があります。1日目は、牛耕の儀、籾蒔き等の祭典があり、午後から、参道脇の集殿社に作り付けの舞台で、日本舞踊や太鼓、歌謡ショ-がありました。私たち楊家養心太極拳肥薩会は、今回初めて参加させていただき、2日目の午後1番目に舞台と舞台前の参道を使い、24式を演舞しました。朝まで冷たい雨が降り、參道での演舞は危ぶまれましたが、演舞の前には雨も止み、太陽が顔を出し、日の光を浴びながら演舞することができました。楊名時先生の「本日は晴天なり」の声が聞こえてくるようでした。