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名時先生を偲び唐招提寺へ

  去る3月30日(金)桜満開の東京を発ち、奈良の唐招提寺へ参拝に行きました。毎年楊名時先生が鑑真和上様の墓所をお尋ねするために、当寺を訪れておりましたのを私が引き継いだためです。  当日は早朝から雷雨。これでは参加者も少ないのではと心配しましたが、何と言うことでしょう。集合時間の10時30分ごろには、快晴となり唐招提寺の境内には、爽やかな風が吹きわたつていました。雨上がりのしっとりとした土を踏みしめて、楊名時先生がいつも演舞される境内の東側の広場にむかいました。約100名の仲間が集まってくださいました。ありがたいことです。そして、生前楊名時先生が太極拳を演舞された場所で、楊先生を偲んでみんなで太極拳をやりました。
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養心会設立披露パーティー

― 千の風と光になって ― 河野太通ご老師、帯津良一先生をお迎えして開かれました「楊名時太極拳養心会設立披露パーティー」は、出席者が定員を超えたために、二回に分かれて行われました。 一回目の2月18日は、早朝から冷たい雨が降るあいにくの天気。この日は中国の春節(旧正月)に当たり、東京マラソンが初めて開催されました。また、今年は60年に一度しかない黄金の豚年で、とても縁起のよい年とのこと。こんな日に設立披露パーティーが開かれるなんて、何という幸運でしょう。
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“愛多く”のハガキ誕生秘話

 「あせらず、いばらず、おこらず、おこたらず、くさらず」の五つ言葉が合掌の様な形の絵の中に書かれているハガキを、ご存知と思います。故楊名時先生は、大好きなこのハガキをいろいろな所で紹介したために、楊名時先生の創作と思っておられる方も多いのではないでしょうか。つい最近、このハガキが誕生するまでの美しいエピソードを知りましたので、ご紹介します。    病気の問屋だったと自称する小川睦子師範が、楊名時太極拳で救われ、朝日カルチャーセンター新宿の講師を務めるようになった時のことです。朝日新聞「天声人語」の筆者である辰野和夫氏より、上記の五つの言葉を聞いたのが始まりです。五つの言葉は、日本で人に何かを教える立場の人々に好まれ、伝わってきたものです。
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新春稽古ー登高望遠

皆様、明けましておめでとうございます。 2007年1月5日、文京シビックセンター26階スカイホールで新春稽古が行われました。養心会主催の初めての行事でしたが、新年のスタートに相応しく、大勢の方が参加して下さり大盛会でした。 当日は朝から晴れ渡り、冬にしては暖かい日和に恵まれ、これも故楊名時先生が晴れさせて下さったのだと、感謝の意を捧げました。参加者全員が口を揃えて「本日は晴天なり」の大音声から稽古がスタート。八段錦、24式の太極拳を舞った後に、養心会主宰の楊麻紗先生の御講話がありました。
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