2015年新春稽古

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厳しい寒気が緩んだ1月5日(月)、東京武道館において「2015年新春初稽古」が開かれました。この日は仕事始めでしたが、90数名の仲間が集まり明るく広い会場で、清々しい新春ならではの太極拳を舞いました。

 田村久夫師範の音頭よる三三七拍子の一本締めで、いよいよ稽古の始まりです。年初のめでたさと喜びの中に、心地よい緊張感が走りました。楊麻紗先生は「今年は年女に当たるので、2年前古希のお祝いに皆様から頂いた<赤帯>を締めて新春稽古に臨みました」と、挨拶されました。全員による八段錦・太極拳は凛とした静けさの中にも、ゆったりとした暖かい気が流れました。

 そして、前半の稽古で心身が解れたところで、麻紗先生のご講話です。今年のテーマは<至誠>でした。1月4日から始まったNHKの大河ドラマ花燃ゆの

中で、吉田松陰の有名な台詞に「至誠に動かざる者はいまだこれあらざるなり」があり、楊名時先生もこの至誠という言葉がお好きだったそうです。また、この言葉は安倍晋三総理の座右銘でもあり、出典は『孟子』とのこと。その意味は心を尽くして物事に対処すれば通じないことはない、と話されました。

 次に、今年の試みとして2組の二重の輪になって、「百華拳」を行いました。新春稽古初参加の方が多かったにも関わらず、すぐに出来るようになりとても楽しそうでした。師範とその他のグループの演舞もそれぞれの良さがでており、勉強になりなした。最後に、八段錦・太極拳を全員で行い、今年が皆様にとって健康で穏やかでありますように祈念して、2015年新春初稽古を終えました。

                        事務局記

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