第17回楊家養心太極拳とこなめ合宿交流会

 秋の好天に恵まれた10月14日、「第17回楊家養心太極拳とこなめ合宿交流会」が愛知県知多市勤労文化会館やまももホールで開催されました。コロナ感染症が第5類に引き下げられたこともあり、常滑、篠島を中心に東京、大阪、鹿児島、岩手、大口町、日進市などから140名のお仲間が集まりました。

 榊原敬三師範の吹く力強いほら貝で開会となり、主催者の杉江満寿夫先生は「今年のスローガン<太極拳で創る心ときめく健康生活>の下、心を大切にする楊名時太極拳を愉しみ、交流の輪を広げましょう」と、挨拶されました。続く楊麻紗先生は「帯津良一先生が原因がはっきり見えない心のストレスの解消法として、<まあ、いいか>と思うことで大切で、それには楊名時太極拳良いと説いておられます。将に太極拳を舞うと心が和やかになり<まあ、いいか>の心境になり、ストレスが消えていきます」と、述べられました。知多サザンシニアライオンズクラブの久保秋男会長からは、心温まる祝辞を頂きました。

 続いての全体稽古は、参加者が多かったため八段錦は全員で行い、太極拳は2組に分けての演舞となり、会場いっぱいに穏やかな気が溢れました。その後に行われた昇段審査では、師範6名を含む23名が受審され、麻紗先生からは師範の方々に「動作のつなぎに間をとらないように工夫する」との、アドバイスを頂きました。3組に分かれたグループ演舞、麻紗先生指導によるワンポイントレッスン(雲手)等が行われ好評でした。

2回目の全体稽古は行われませんでした。明日の観光で行く尾張高野山総本山・後藤泰真住職が急用により遅れて到着したため、ご挨拶として仏教のお話を伺いました。ユーモアのある若い住職です。

第二部の夜の懇親会は、3年ぶりに復活して大いに盛り上がりました。因みに、プログラムは日本舞踊、詩の朗読、扇の舞、漫談、熱唱ダンス等々です。各地の皆さんの熱演にあっという間に時間が過ぎ、来年の再会を期して笑顔の散会となりました。

 翌15日は夜来の雨が上がり、バス2台で知多半島のパワースポットの観光です。メインは後藤泰真が住職を務める「尾張高野山総本山・岩屋寺」です。弘法大師の開かれた奥の院、大師像、境内を見学した後、本堂で後藤泰真住職の法話を聞きました。そして、特に仰向けの姿勢での瞑想は貴重な体験となりました。
 岩谷寺の近くにある旅館で、海の幸たっぷりの昼食を頂き、えびせんべいの里でお土産を買い、暮れなずむ名古屋駅への帰路につきました。
 好天と常滑の皆様のご尽力・参加者のご協力により「第17回楊家養心太極拳とこなめ合宿交流会」は、滞りなく終了しました。心から感謝申し上げます。

事務局記

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