寄稿

元気な89歳

菅クラさんは、レディ―ス大塚教室の最高齢で89歳です。「おはようございます」朝来ると、それぞれの同学に挨拶をしてまわります。人生経験豊かな楽しいお話で元気でパワーいっぱいです。毎週水曜日に北区の浮間船戸から、埼京線、丸の内線と乗り継いで新大塚まで、1時間かけてお教室に来ます。12年のキャリアで味のある太極拳です。この教室は生徒数23名で、7名の方が80才以上です。皆さんお休みも少なく教室に来るのを楽しみにしていますが、身体のどこかに痛みを抱えて、今の健康を維持、増進するために元気で楽しんで太極拳を行なっています。気の合ったとても流れの良い太極拳で、私の誇りとするお教室です。
寄稿

耳鳴りと耳閉感が薄らぐ

太極拳との出会いは、忘れもしない8年前の5月の事であった。或るシンガーソングライターの「耳鳴りで作曲活動が出来ず悩んでいた時に、勧められた太極拳。そして、稽古をしていくうちに次第に耳鳴りと付き合えるようになり、7年ぶりに作曲活動が再開できるようになった」との喜びのテレビ映像であった。丁度、耳鳴りに大変苦しんでいた私にとっては、全く思いがけない朗報。番組が終わるや否や、早速テレビ局など数箇所に電話を入れた結果、健康法・養生法の太極拳は楊名時太極拳である事を知る。たまたま、太極拳に通っていた友人に問い合わせると、楊名時太極拳という事が分かり、小躍りして喜んだのを鮮明に覚えている。
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夏鶯

梅雨のうっとうしい日が続いていますので、気分を少し明るくするために夏の鶯について書いてみようと思います。私は、新宿高層ビル群を一望できるマンションの5階に住んでいます。幹線道路に面した建物ですが、氷川神社の敷地内にあるため、緑も多く春になると鶯の美しい声を聞くことができます。10年前、初めて鶯を聞いた時は、「まさかこんな都心で?」と信じられませんでしたが、その声は神社の小藪から聞こえ、一週間ほど鳴き続きました。
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2010楊名時先生を偲ぶ太極拳交流大会

6月12日の「楊名時先生を偲ぶ太極拳交流大会」には、鵜沼宏樹先生をお迎えして大勢の同学が集いました。今年は、楊名時先生が亡くなられて5年であり、また先生が日本に初めて太極拳を普及させてから50年という節目の年にあたります。楊名時先生が帯津三敬病院に入院中、鍼灸と気功治療をして下さったのが鵜沼先生です。鵜沼先生によると、楊名時先生のゆっくりとした語り口、そして間のとり方、悠々と廊下を歩く姿、小帯津先生と杯を酌み交わしている時の間も、全てがゆったりとしていて太極拳であると感じたとのことです。
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河野太通妙心寺管長就任式

去る5月29日(土)、河野太通ご老師の臨済宗妙心寺派第33代管長の晋山式(就任式)が、京都花園にある大本山妙心寺で挙行されました。この日は見事な五月晴れで、七堂伽藍と多くの塔頭が立ち並ぶ広大な境内には、ことのほか清浄な気が漲っておりました。太通ご老師は朝8時に勅使門から本山にお入りになり、山門、仏殿、開山堂、玉鳳院へとそれぞれに就任の挨拶のお経を唱えるために、参進されました。私たちは参道脇で太通ご老師の九條衣姿を拝見しました。この儀式は2時間ほどかかりました。
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2010年草加八段錦・太極拳研修会

去る5月13日、120名を越える太極拳の同学が、草加八段錦・太極拳研修会に集いました。この研修会は、草加、八潮、庄和の三つの支部から成ります。今年で4回目となるこの会は、いつも快晴。草加のスカッと晴れた気候は、実に爽やかな心地よいエネルギーを私達に注ぎ、会場へと運んでくれます。司会の佐久間登師範のかけ声で会が始まり、磯部タカ師範のご挨拶に続いて、楊麻紗先生からは、「長野の佐久から、心は、小川睦子先生もいらっしゃっているはずです」とのお言葉がありました。
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知っていますか?御衣黄桜

東京は新緑となり5月の光に美しく映えていますが、みちのく辺りでは、今が桜の見頃ではないでしょうか。去る4月15日、私は埼玉の志木教室の仲間と珍しい桜を見に行きました。それが「御衣黄桜=ギョイコウザクラ」です。この日は花冷えを通り越して、真冬のような寒さの上に雨も降っていたのですが、2週続けて教室が休みになるため出かけたのです。
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4月3日(土) コミュニティアリーナ八千代 花見

3年目の恒例になってきた花見を紹介します。この日は前日の嵐のような天気から一変して、朝から大変天気が良くて絶好の花見日和となりました。 全員出席の太極拳も早々に終えて成田に向かいました。注文してあった弁当を持って、みんなどことなくうきうきしているように見えました。途中デミトリーさんも合流して麻紗先生以下12人になりました。成田山公園は成田神宮の反対側になるので、結構歩きます。でも途中、うなぎ屋さんや漬物屋さん、お土産屋さんなど色々なお店が目を楽しませてくれるので成田さんまであっという間でした。
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3月定例指導者研修会

2010年3月28日、文京シビックセンター・スカイホールに於いて、指導者研修会が開かれました。今回は昨年好評だった前田篤宏先生(NPO法人日本介護予防太極拳協会理事長)を鹿児島からお迎えし、「座位式太極拳12式」を通して、養生運動と体の仕組みについて講義していただきました。
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技芸天と「単鞭」

唐招提寺参拝、そして奉納演舞の後、東京組は楊麻紗先生と共に秋篠寺へ参りました。かねてより、楊名時先生がお慕い申し上げていたという技芸天にお会いするためです。その天女は国宝の小ぶりな御堂の中で、右手を胸のあたりまで上げ、ほんの少し腰をひねられて伏目がちで大らかなお顔でお立ちになっておられました。太極拳の「雲手」から「単鞭」に移る時の腰のひねりを、技芸天の何気ない仕草を参考にするようにと、楊名時先生がおっしゃられていたそうですが、なるほどなんともいえぬ自然で上品なお姿でありました。
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楊麻紗先生との唐招提寺参拝

今年、平城遷都1300年祭の行事が4月から実施される奈良、楊麻紗先生は3月18日に唐招提寺にお参りされました。楊麻紗先生は楊名時先生の志を継いでのお参り、娘さんの砂織さん・ディミトリーさんご夫婦をはじめ、われわれ養心会の同学の仲間、関東から、名古屋から、奈良から、大阪から、遠くは鹿児島から100名近くが唐招提寺山門内に午後1時20分に集まり、麻紗先生のお供で鑑真和上のお墓参りにご一緒させて頂きました。
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師範審査レポートより(4)

お待たせいたしました。4回目の師範審査レポートをご紹介いたしますので、皆様の参考にしていただきたいと思います。今日の方は、愛知県在住でお料理の先生です。「太極拳をやってよかったこと」を書いております。
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2010年新春懇親会

去る2月11日(木)、養心会の『2010年新春懇親会』が、グランドプリンスホテル赤坂で開かれました。建国記念日のこの日は曇りの寒い日でありましたが、帯津良一先生・金澤弘和先生をはじめ各地からたくさんの仲間が集まり、大変盛会でした。祝辞の中で帯津先生が「人は生来悲しみを背負っており、その悲しみの深いほど人を癒す力になる」と述べられ、金澤弘和先生は、50年前の万里の長城で楊名時先生と空手の型を行なった時のエピソードを話して下さいました。楊麻紗先生は「梅の花言葉ような高潔な志を持った人になろう」と話され、乾杯の音頭をとって下さった下村のぶ子海竜社長は、今朝夢を見た楊名時先生のお話をして下さいました。
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