寄稿

師範審査レポートより(7)

久しぶりに師範審査レポートをご紹介いたします。今回は、埼玉県在住で、一人で海外旅行によく行かれる方の体験談です。テーマは「太極拳をやって良かった」ことです。皆様の参考にしていただきたいと思います。
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緑の草原と青い空を訪ねて

7月末から8月初に掛けて、帯津先生のモンゴル旅行に参加させていただきました。内モンゴルの海拉爾(ハイラル)からロシア国境の額爾古納(グルクナ)へ向けての200数十キロのバスの旅でした。夜中に到着した海拉爾の町は、こんなことをしていてよいのかと思うほどネオン輝く町でしたが、翌朝出発しますと町を出た途端に草原が拡がり、馬と羊と牛だけの世界に変わりました。草原と空の他は、何も目に入ってくるものはありません。山も見えなければ1本の木も見えません。聞いたところでは、草原の下には僅か15cmの粘土層があるだけでそれ以下は永久凍土のため樹木は育たないのだそうです。
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仙台・太極拳交流会 

7月15日~16日、仙台の奥座敷秋保温泉のホテルクレセントに於いて、太極拳の交流会が開かれました。神山雅子先生を代表とする竹内敦門下生と養心会との初めての交流会です。外は小雨でしたが会場は地元の参加者で熱気に溢れ、大きな拍手で私達22名を迎えてくださいました。 神山雅子先生から竹内敦先生のメッセージが読み上げられた後、全員による太極拳を舞いました。鹿児島、大阪、愛知、埼玉、千葉、東京、仙台、盛岡と稽古の場所は違っても「楊名時太極拳」を愛好する者の心は同じです。一緒に舞っただけで気が通い、旧知の友になることができるのです
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2012年楊名時先生を偲ぶ太極拳交流大会

2012年6月16日、「楊名時先生を偲ぶ太極拳交流大会」が、東京・京橋プラザ区民館で開かれました。当日は珍しく雨となりました。梅雨時なので雨が降るのは予想されましたが、養心会の行事で特に楊名時先生をお偲びする大会で雨となったのは初めてでした。また、5日前に会場の開始時間が13時から9時に変更になったにもかかわらず、遠路の大阪、常滑、新潟、長岡の仲間と東京近郊の皆さんが120数名参加してくださり、大盛会でした。特に、常滑の皆さんは3時半に起き、車で駆けつけてくださいました。大阪、新潟、長岡の方々も6時の新幹線での参加です。その心意気に深い感謝と感動を覚えました。
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第5回草加八段錦・太極拳研修会

去る5月31日(木)、草加市民アコスホールにて、草加、八潮、庄和の三つの地域から150名を越える太極拳の仲間が集まりました。この会は、小川睦子先生の門下生である指導者ならびに生徒の交流と学びの定例の場となっております。参加者が整列し、会長の佐久間登師範のかけ声で会が始まります。楊麻紗先生から大会のご挨拶を頂き、そして八段錦へ。その後、舞台に上がった楊麻紗師家、楊砂織先生、ディミトリー先生3人と一緒に参加者全員で通し稽古。150名の呼吸が見事に合った舞いでした。
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第2回肥薩友好会研修大会

去る5月20日(日)、鹿児島県出水市で「第2回肥薩友好会研修大会」が開かれました。今年は、地元鹿児島と熊本の両県の15教室に加え、遠方の東京・名古屋・大阪から140名以上の楊名時太極拳の愛好者が集いました。大会は昨年にも増して心の熱気と和の気が体育館に満ちていました.大会の進行は、開会宣言で始まり、川俣義人会長のご挨拶に続いて、師家楊麻紗先生(故楊名時氏の奥さん)のご挨拶及び来賓の方々の紹介へとはこばれました。全体稽古では、会場いっぱいに広がった仲間の発する気の波のうねりを感じながら、ゆったりと太極拳を舞いました。続いて審査が行われ、師範2名、準師範2名、以下各階位を受けられた方々を合わせて、33名がめでたく昇段されました。
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吉野一泊研修会に参加して

3月24,25日と大阪・なにわ友の会主催の「吉野一泊研修会」に参加させていただきました。東京を出発して4時間、初めての吉野の地に到着。宿坊に続く道は蕾もまだ堅い桜に代わり、梅が赤い花を咲かせて私達を出迎えてくれました。銅製の日本最古の鳥居をくぐり宿坊(東南院)に到着、早速、玄関前で舞った太極拳は旅の疲れを和らげてくれました。夕食まではちょっと時間があったので近くを散策、立ち寄ったお店で葛きりを作る実演を見つつ味わった、作りたての葛きりと葛餅は美味でした。もちろん吉野葛はお土産の一つに入っています。
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2012年 奈良・唐招提寺太極拳交流会

2012年3月25日、「奈良・唐招提寺参拝と太極拳交流会」が行われました。今年は地元奈良をはじめ、大阪、愛知、関東から仲間が集いました。御影堂に鑑真和上坐像が安置されていることから、まずお堂に向かって、一礼してから八段錦・楊名時太極拳24式へ入りました。最初は曇りの天気でしたが、太極拳を舞ううちに日が射してきて暖かくなりました。その日、唐招提寺を訪れる人は多く、面白そうに私たちを見たり写真を撮ったりしていました。それにもかかわらず、御影堂の前で舞っていると気持ちが集中でき、天地のエネルギーと全員の気が一体となり、穏やかさと静けさを味わえました。
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第5回常滑交流大会を地元テレビ局が放送

  2011年11月12日に行われた「2011年楊家養心太極拳常滑交流大会」が取材を受けて、地元のCCNCテレビニュースで放映されました(放送は11月15、16日)。テーマは「太極拳で健康増進」。初めに常滑・知多・篠島で幅広く太極拳を指導する杉江満寿夫先生のご挨拶、楊家養心太極拳の主宰・楊麻紗先生のお話しが紹介され、続いて模範演舞と総合稽古の様子が映されました。参加者皆さんの一人一人の顔の表情がとても穏やかで、動きが太極拳の流れを感じさせるものでした。
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2012年新春懇親会

2月11日、養心会の「2012年新年懇親会」が上野精養軒で開かれました。建国記念の日にふさわしく、この日は朝から雲一つない冬晴れに恵まれ、岡山、大阪、常滑、そして大雪の新潟の遠方のお仲間と、東京近隣の方々が大勢集まり、有意義で楽しい会となりました。楊麻紗先生のご挨拶で、来年「中国研修旅行」を計画していることが語られました。 ご来賓の帯津良一先生のお話は、昭和30年代の日本が輝いていた時代を過ごせたことと、楊名時先生に出会えたことがとても幸せだったと、いつもの笑顔で語られました。
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2012年新春初稽古

 24節季の小寒にあたる新春初稽古の日は、寒晴れで気分もぴりりと引き締まり、楊家養心太極拳の120名近い同心の皆様が心を合わせて初舞いをしました。 このあと改修に入るという東京武道館の道場の松の木の床に、田村師範の音頭による新春の手締めの手拍子の音、そして新年ハオの元気な挨拶の声が響き、八段錦から初稽古が始まりました。今年の楊名時先生のお写真は、国立劇場の舞台で着物に着袴姿で太極拳白鶴の舞いを舞っておられる姿で、稽古を見守ってくださいました。
お知らせ

麻紗先生の句が俳句誌に掲載

楊麻紗先生の俳句が、角川書店の月刊誌「俳句」12月号の俳人スポットライトに掲載されましたので、ご紹介します。法要に帰郷した折に詠まれたもので、雪国の風景を捉えた作品です。
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第5回常滑合宿交流大会

去る11月12日(土)13日(日)、愛知県常滑市のサザンアリーナ体育館で「2011年楊家養心太極拳常滑合宿交流大会」が開催されました。例年好天に恵まれるのですが、今年はこの上もない晴天となり、関東・関西及び愛知県内の同学加え、遠方の鹿児島・熊本からも参加して下さいました。総勢200名を超える参加者で、会場は熱気に包まれました。楊麻紗先生のご指導による全体稽古・模範演舞・グループ毎の演舞、そして52名に及ぶ大審査が行われました。
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