去る5月31日(木)、草加市民アコスホールにて、草加、八潮、庄和の三つの地域から150名を越える太極拳の仲間が集まりました。この会は、小川睦子先生の門下生である指導者ならびに生徒の交流と学びの定例の場となっております。
参加者が整列し、会長の佐久間登師範のかけ声で会が始まります。楊麻紗先生から大会のご挨拶を頂き、そして八段錦へ。その後、舞台に上がった楊麻紗師家、楊砂織先生、ディミトリー先生3人と一緒に参加者全員で通し稽古。150名の呼吸が見事に合った舞いでした。
休憩をはさんで、楊麻紗先生らによる模範演舞、そして講演に移ります。その中で、楊麻紗先生は40年以上にわたって一番弟子として楊名時先生と共にに広めてきた「中国生まれ、日本育ちの楊名時太極拳」について話されました。
次の休憩後、参加者が2グループに分かれての太極拳24式。同学の舞いを真剣に見ながら、お互いに有意義な勉強の場となりました。
後ほど生徒側からの要望を受け、「雲手」の動きの指導となりました。「⑨単鞭、⑩雲手、⑪単鞭の流れを太極の華と名付けたのは楊名時先生で、ここが太極拳の本当の見せ場であり、最も難しいところです」と話された後、動きの解説が丁寧に行われました。
最後に楊名時太極拳24式を全員で舞い、2012年草加八段錦・太極拳研修会が終わりました。
多くの方々のご協力により今年も実りある研修会となりました。心から感謝いたします。
養心会事務局
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