5月19日鹿児島県出水市の農村環境改善センターにおいて、師家楊麻紗先生をお迎えして、楊家養心大極拳肥薩友好会の第3回研修大会が開催されました。
大会には、東京、常滑、大阪から17名の仲間が駆けつけて下さり、総勢140名の参加がありました。今年の研修会のテーマは、麻紗先生による実技指導と太極拳を続けていらっしゃる高齢者の紹介と賛美でした。実技指導は、「倒捲肱」「下勢独立」「転身搬欄捶」の3箇所を解りやすく説明をされながら、指導していただきました。昇段審査では、師範4名をはじめ、27名がそれぞれ昇段しました。麻紗先生から師範へ「これからが始まりと思い、呼吸に合ったなめらかな太極拳を目指してください」との言葉がありました。
第二部の懇親会は、オープニングの五つ太鼓に始まり、指揮者とピアノ演奏入りのコーラス、三線、津軽三味線、踊りに歌にと、それぞれ、その道で活躍している太極拳の仲間の皆様が、会場を盛り上げてくださいました。会半ばでは、20数名のひょっとこ軍団が押しかけ、そのユウモラスな顔と腰つきで会場を沸かせました。
最後は、90歳の濱田サダさんが、はんや節を歌いながら、踊りの手ほどきをされ、全員が踊り、お開きとなりました。締めは、柏木師範の相撲甚句の節回しで120名の一本締めも決まり、楽しい楽しい懇親会が幕を閉じました。
柊野 妙子師範
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