2014年新春懇親会

 楊家養心太極拳 2014年 新春懇親会 01   楊名時太極拳24式  八段錦 

2014年新春懇親会が2月11日、上野精養軒で開かれました。9日の大雪のまだ残るこの日は、薄曇りの寒い中、帯津良一先生を初め大阪、愛知の遠方からと東京近隣のお仲間90余名が集まり、盛会でした。

 楊麻紗先生はご挨拶の中で、「楊名時先生の指導者十訓の一番目、言葉づかいはおだやかに」を取り上げ、今年の目標にしましょうと話されました。そして、帯津良一先生は、昨年の文藝春秋12月号の「小さな大人物」欄に紹介されたいきさつをユーモアたっぷりにお話してくださいました。帯津先生は早朝3時30分に病院に入られ、診療までの間執筆や太極拳の稽古をされるそうです。御年78歳の帯津先生は、肌の色艶もよくとてもお元気です。パワーの源は夜のお酒と朝の太極拳なのでしょうか。

 乾杯の音頭をとられた海竜社の下村のぶ子社長も大変お元気で、楊名時先生と麻紗先生に初めて出合ったときの印象を、熱く語られました。また、精養軒の料理はバラエテーに富んでおり、しかも年配者の体に考慮した優しく上品な味で、皆さん大満足でした。

 宴を盛り上げる余興も見応えがありました。竹内彰一師範は、いろいろの技が組み込まれた難易度の高い<42式太極拳>を、しなやかに演舞してくださり賞賛の大拍手が上がりました。また、レデース大塚の<ソーラン節>の踊りは賑やかでスピード感もあり、会場は熱気に包まれました。宴の終盤の服部洋之さんによる<太極拳経>の諳んじは、いつも感心させられます。

 常滑の杉江満寿夫師範は、会場の気が非常に高まっていると語られ、大阪の茶木康晴師範は、長崎の孔子廟の売店に、楊名時先生の書かれた染付の皿があったことを話されました。最後に、田村久夫師範の音頭のよる力強い一本締めで、今年の新春懇親会は閉会しました。

会場良し・料理良し・友の笑顔良し・余興もまた良しの新春懇親会でした。上野公園の一本の寒桜が、懇親会を寿ぐかのように咲き始めていました。おいしいお食事を皆様と一緒に味わい、ともに“口福=こうふく=幸福”を味わうことができて、まことに感謝に満ち足りた懇親の集いとなりました。

事務局

 楊家養心太極拳 2014年 新春懇親会 02   楊名時太極拳24式  八段錦 

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