8月半ばからテレビでは、御岳山のレンゲショウマの花が見頃を迎えたと盛んに報道されていました。可憐な花の映像が映し出される度に「行ってみたい!」
と気持ちを募らせていたところ、チャンスが訪れました。太極拳の後のランチで話がまとまり、9月5日、80代・70代・60代の3人での山行となったのです。
当日、天気はまずまず。各々電車を乗り継ぎ青梅駅で合流、御嶽駅からバスとケーブルカーで山上の御岳山駅へ。たくさんの登山客の後に続いて、エッ?と思うほど急な山坂を5分程登ると突然視界が開けて周りは明るい広葉樹の林。
笹や下草で覆われた丘一面に、たくさんのレンゲショウマの花が咲いていました。先端が少し薄紫で直径3センチくらいの透明感のある白い花達。つぼみはほっこり真ん丸。すっと伸びた茎にまばらについて下向きに咲き、木漏れ日を浴びて揺れる様はまるで森の妖精のよう。慣れないカメラに汗だくになりながらも、何枚か撮影出来て幸せいっぱい。
帰りは御岳山の麓、玉堂美術館そばから多摩川沿いの遊歩道を川音を聴きながら、景色や花を撮りながらののんびりハイキング。沢井駅から電車に乗って帰路につきました。
憧れのレンゲショウマに会え、良きお仲間と自然の中で元気に過ごせた一日に謝謝。
久野 博美記
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