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2008年 新春稽古

 「ドン・ドン・ドーン」太鼓の音とともに新春稽古が始まりました。1月4日午後2時より綾瀬の東京武道館、奈良・新潟など遠くからの参加者を含め百余名による平成20年養心会のスタートです。 会場は初稽古にふさわしく、天井が高く広々とした気持ちの良い武道場でした。麻紗先生の「新年ハオ!」に始まり、昨年9月に逝去された市川寿子先生 を悼み黙祷、楊名時先生が奈良の能舞台で演舞されている遺影に向かって座礼 を行い、麻紗先生のご挨拶、その中でNHKの調査で好きな言葉の1位が「ありがとう」次に「健康」・「幸福」と続き、これは楊名時太極拳の目指している目標と同じであるというお話がありました。
寄稿

寒中お見舞い申し上げます

 厳しい寒さが続いておりますが、会員の皆様お元気でお過ごしのことと思います。茶木康晴師範より頂いた年賀状に、心温まるエピソードが綴られておりました。それをご紹介いたします。*****  昨年11月20日、関西空港前のりんくう公園で一人で太極拳の演舞の後、一羽の野生のヒヨドリが私の左腕に留り、しばらく目と目が合っていました。警戒心の強い野鳥がなぜ私の腕に留ったか分かりませんが、その時、楊露禅老師の逸話を思い出しました。
寄稿

篠島不思議体験――精霊たち

 去る11月16日、17日に行なわれた「篠島合宿交流会」で、不思議な体験をしました。それは合宿初日、気が溢れ出ていた全体稽古を終えた後の夜の懇親会のことです。宴会は大いに盛り上がり、地元の方々による度肝を抜くような余興に会場は爆笑の渦となりました。抱腹絶倒とは将にこのことです。 出し物の奇抜なアイデアはさることながら、人を歓待する喜びを全身全霊で表現していました。その心が伝わり、全員が手拍子・足拍子と乗りに乗って最高潮になり、最後は皆で踊りだしました。こんな愉快な宴会は初めてです。嬉しさのあまり涙が出ました。全員の心が一つになり絆が深まった懇親会でした。
寄稿

篠島合宿交流会―――参加者の声

先週のレポートの続きで、参加者の皆さんの声をご紹介します。 「篠島の皆さんの温かい歓迎に涙が出ました」 「各教室の演舞が見られて、大変参考になりました」 「篠島の皆さんの底抜けの明るさと、パワーに励まされました」 「麻紗先生の流麗な太極拳に、感動しました」 「夜の宴会では腹の底から笑いました」
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篠島合宿交流会―――大成功でした

 11月16日、17日、愛知県篠島で養心会の合宿交流会が開かれました。天気予報では16日から寒くなるとのことでしたが、二日間とも穏やかな小春日和に恵まれました。楊名時先生が天上から晴れさせて下さったのだと、思います。船着場では大勢の島の仲間の賑やかな出迎えを受け、私たちは感激しました。 今回の合宿交流会は、養心会として初めての行事です。杉江満寿夫先生が主催してくださいました。杉江先生の篠島のお教室の皆さんを中心に、近隣の指導の先生方に呼びかけて行なったものです。大阪からは茶木康晴先生が参加してくださり、東京からは25名の参加者です。限られた方々にしかお知らせしなかったにもかかわらず、予想をはるかに超える方々が集まったとのことでした。
寄稿

師範審査レポートより(2)

「太極拳をやって良かったこと」の続きです。◆持病の喘息がよくなった 私は30歳中ごろ、喘息の苦しみで入退院のくり返す日々でした。 主治医の紹介で、楊名時太極拳師範の某先生との縁を頂きました。「覚えても覚えなくてもいいのよ。上手も下手もないしね。自分に無理をせず、続けていると体にいいのは確かよ。一緒に動きましょう」という先生の言葉に励まされて、涙を流し命がけで太極拳の稽古に参加させて頂きました。
寄稿

師範審査レポートより(1)

 養心会では師範の審査を行なう時、レポートを提出させていただいております。レポートのテーマは三つありますが、その中一つ「太極拳をやって良かったこと」は、受験者一人一人の入会動機、人生観、医療効果等の貴重な体験が記されています。皆様にも大変参考になると思いますので、ご紹介いたします。
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定例指導者研修会

第3回の研修会は、7月29日に開かれました。この日は参議院選挙の投票日に当たり、しかも午前10時からでしたので、参加者は少ないのではと思いましたが、いつもとあまり変わりませんでした。参加者の中に、新幹線に乗って遠くからこられる方がおりました。その熱意には頭が下がります。今回のテーマは、前回に引き続き「気功」です。
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楊名時先生三回忌追悼大会

好天となった6月23日、楊名時先生の三回忌追悼大会が開かれました。梅雨の貴重な晴れ間、主催者と参加者にとって何よりも嬉しいことでした。天に感謝、感謝です。これも楊名時先生のお導き下さったものと、思います。 楊名時先生に一分間の黙祷を捧げてから、大会が始まりました。いつもの稽古の流れにのっとって、八段錦、太極拳24式を心を込めて演舞しました。天井が高く明るい会場に穏やかな気が漲り、見事な太極拳でした。型と呼吸の間合いが合い、個々の太極拳でありながら大きな流れの中に溶け込まれ、大調和の世界を作り出しておりました。参加者一人一人の楊名時先生に対する感謝の念が、大きな志となって会場に溢れ出たのだと思います。
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指導者研修会に感動の 声! 声!

去る5月27日、6月10日に第一回目と第二回目の指導者研修会が開かれました。場所は東京・新宿区立スポーツセンター。JR高田馬場駅下車、戸山公園の中にあります。第一回目の5月27日は、真夏のような日でしたが会場は参加者でいっぱいでした。テーマは「楊名時太極拳の原点」で、養心会主宰の楊麻紗先生の講義と実技が行われました。麻紗先生の核心をつく理論に、参加者からたくさんの声が寄せられました。幾つか紹介します。
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名時先生を偲び唐招提寺へ

  去る3月30日(金)桜満開の東京を発ち、奈良の唐招提寺へ参拝に行きました。毎年楊名時先生が鑑真和上様の墓所をお尋ねするために、当寺を訪れておりましたのを私が引き継いだためです。  当日は早朝から雷雨。これでは参加者も少ないのではと心配しましたが、何と言うことでしょう。集合時間の10時30分ごろには、快晴となり唐招提寺の境内には、爽やかな風が吹きわたつていました。雨上がりのしっとりとした土を踏みしめて、楊名時先生がいつも演舞される境内の東側の広場にむかいました。約100名の仲間が集まってくださいました。ありがたいことです。そして、生前楊名時先生が太極拳を演舞された場所で、楊先生を偲んでみんなで太極拳をやりました。
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養心会設立披露パーティー

― 千の風と光になって ―  河野太通ご老師、帯津良一先生をお迎えして開かれました「楊名時太極拳養心会設立披露パーティー」は、出席者が定員を超えたために、二回に分かれて行われました。  一回目の2月18日は、早朝から冷たい雨が降るあいにくの天気。この日は中国の春節(旧正月)に当たり、東京マラソンが初めて開催されました。また、今年は60年に一度しかない黄金の豚年で、とても縁起のよい年とのこと。こんな日に設立披露パーティーが開かれるなんて、何という幸運でしょう。
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“愛多く”のハガキ誕生秘話

 「あせらず、いばらず、おこらず、おこたらず、くさらず」の五つ言葉が合掌の様な形の絵の中に書かれているハガキを、ご存知と思います。故楊名時先生は、大好きなこのハガキをいろいろな所で紹介したために、楊名時先生の創作と思っておられる方も多いのではないでしょうか。つい最近、このハガキが誕生するまでの美しいエピソードを知りましたので、ご紹介します。    病気の問屋だったと自称する小川睦子師範が、楊名時太極拳で救われ、朝日カルチャーセンター新宿の講師を務めるようになった時のことです。朝日新聞「天声人語」の筆者である辰野和夫氏より、上記の五つの言葉を聞いたのが始まりです。五つの言葉は、日本で人に何かを教える立場の人々に好まれ、伝わってきたものです。
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