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楊名時先生を偲ぶ太極拳交流大会(2) カメラから見えたこと

 私は楊家養心太極拳事務局から頼まれて、毎年恒例の行事をカメラに収めております。楊名時先生が亡くなられてから7月3日で、まる3年になります。過去10回にわたる養心会の行事・イベントを通して、一つのことに気づきました。人は、カメラマンの目線を感じたら、格好よく決めようと、固くなってしまいます。そして、動きもばらばらになります。 しかし、今回は違っていました。人と競うことなく、全員がお互いに気を通わせて動いていたのです。そして、カメラを気にしないため、呼吸も流れも見事に合い、全員が一つの空間の中で悠然と白鶴の舞を舞っていました。これぞ楊名時太極拳の真髄だと、感動しました。
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楊名時先生を偲ぶ太極拳交流大会 (1) 太極拳は心ときめく養生の場

 師家楊名時先生が亡くなられてから7月でまる3年になろうとする6月14日(土曜日)、先生に感謝を捧げ、先生のご遺徳を偲ぶ太極拳交流の集いが催されました。梅雨時とは思えない、吹き渡る風も心地よい快晴に恵まれました。 「楊家養心太極拳」の幕の下、正面に楊名時先生が微笑まれているお写真が飾られ、いつも私達とともにいて導いてくださる先生をいっそう身近に感じられる会場で、一同による黙祷で交流大会が始まりました。
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草加に招かれて

去る5月15日、埼玉草加市の小川睦子師範が主催する会に出席しました。昨年に続き2回目となるこの会に、今年も大勢の仲間が集まりました。天気も快晴となり、「本日は晴天なり」の楊名時先生の言葉が聞こえそうです。主催者の小川睦子師範の挨拶に始まり、楊家養心太極拳主宰楊麻紗先生の「楊名時先生の太極拳の型と教えを守り、伝えていく責任を私に課されていますので、その道をひたすら邁進していきます」
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繁栄を願う大凧

  春日部市旧庄和では、5月5日の端午の節句に男子出生を祝い、子供の名前や紋章を書いたミニ凧を作ります。毎年5月3日~5日に行われる祭りの大凧は有名で、その大きさは日本一です。縦15m、横11m、重さは800kgもあります。赤は太陽を、緑は大地を表しています。  江戸川の河川敷広場で、大歓声とともにゆつくりと大空に舞い上がる大凧は、雄大で素晴らしいものです。
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第11回なにわ友の会一泊研修会

4月19~20日、私達なにわ友の会は、毎年恒例の一泊研修会に高野山へ行きました。茶木康晴名誉会長を先頭に、三輪紘子顧問にもご参加頂き、総勢39名での研修旅行です。  午後3時ごろ、宿坊大円院に到着。まずは太極拳。時折霧雨が落ちてくる中での演舞でしたが、心洗われ清々しい気持ちになりました。6時の夕食を狭んでの自由時間。各々お風呂に入ったり、付近の散策を楽しんだり…。夜9時からはミーティング。自己紹介、手品の披露、プレゼント交換等各教室の交流、教室の枠を越えての語らいでした。最後には、茶木師範に依るワンポイントレッスンもあり、解散まで楽しい時間を過ごしました。
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医者も驚く骨折の回復力

 昨年の夏、自宅のカーペットに足の小指を引っ掛けて骨折してしまいました。急いで医者に行きましたら、全治2ヶ月と診断されました。外出を控え、私は治療に専念したところ、1ヶ月で治りました。私は現在84歳ですが、骨折の回復の早さに医者が驚いておりました。「年齢を考えると、こんなに早く治るなんて信じられないね。あなたはスーパーおばあさんだね」 と。
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成田山でお花見太極拳

4月5日(土)、成田山新勝寺の公園に楊麻紗先生、楊砂織さんご夫婦と共にヨークカルチャーセンター八千代台の有志は、お花見に行きました。この日は晴天に恵まれ、満開の桜が私たちを出迎えてくれました。そよ吹く春風に誘われて稽古した野外での太極拳は、とても気持ちが良かったです。その後、成田山の公園をゆっくりと散策し、日常の忙しさから解放され、楽しい時間を過ごすことが出来ました。お昼のうなぎ、甘味処でいただいたあんみつも美味しかったです。
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―楊家養心太極拳の門出を祝して―

埼玉志木教室の吉野テルさんから短歌が届きましたので、ご紹介いたします。
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2008年 養心会 新春懇親会

 養心会の設立から1年、初めての懇親会となった2月17日を、楊名時先生は雲一つない輝くばかりの青空の日にしてくださいました。遠方から近くから会場へ続々と集まってみえる皆様の笑顔また笑顔が、楊名時先生とご一緒の楽しいひとときを予感しているようでした。ご多忙な中おいでいただいた帯津良一先生は、偶然にもこの日がお誕生日。楊麻紗先生から花束が贈られ、皆でハッピーバースデーの歌を唱和いたしました。
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2008年 新春稽古

 「ドン・ドン・ドーン」太鼓の音とともに新春稽古が始まりました。1月4日午後2時より綾瀬の東京武道館、奈良・新潟など遠くからの参加者を含め百余名による平成20年養心会のスタートです。 会場は初稽古にふさわしく、天井が高く広々とした気持ちの良い武道場でした。麻紗先生の「新年ハオ!」に始まり、昨年9月に逝去された市川寿子先生 を悼み黙祷、楊名時先生が奈良の能舞台で演舞されている遺影に向かって座礼 を行い、麻紗先生のご挨拶、その中でNHKの調査で好きな言葉の1位が「ありがとう」次に「健康」・「幸福」と続き、これは楊名時太極拳の目指している目標と同じであるというお話がありました。
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寒中お見舞い申し上げます

 厳しい寒さが続いておりますが、会員の皆様お元気でお過ごしのことと思います。茶木康晴師範より頂いた年賀状に、心温まるエピソードが綴られておりました。それをご紹介いたします。*****  昨年11月20日、関西空港前のりんくう公園で一人で太極拳の演舞の後、一羽の野生のヒヨドリが私の左腕に留り、しばらく目と目が合っていました。警戒心の強い野鳥がなぜ私の腕に留ったか分かりませんが、その時、楊露禅老師の逸話を思い出しました。
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篠島不思議体験――精霊たち

 去る11月16日、17日に行なわれた「篠島合宿交流会」で、不思議な体験をしました。それは合宿初日、気が溢れ出ていた全体稽古を終えた後の夜の懇親会のことです。宴会は大いに盛り上がり、地元の方々による度肝を抜くような余興に会場は爆笑の渦となりました。抱腹絶倒とは将にこのことです。 出し物の奇抜なアイデアはさることながら、人を歓待する喜びを全身全霊で表現していました。その心が伝わり、全員が手拍子・足拍子と乗りに乗って最高潮になり、最後は皆で踊りだしました。こんな愉快な宴会は初めてです。嬉しさのあまり涙が出ました。全員の心が一つになり絆が深まった懇親会でした。
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篠島合宿交流会―――参加者の声

先週のレポートの続きで、参加者の皆さんの声をご紹介します。 「篠島の皆さんの温かい歓迎に涙が出ました」 「各教室の演舞が見られて、大変参考になりました」 「篠島の皆さんの底抜けの明るさと、パワーに励まされました」 「麻紗先生の流麗な太極拳に、感動しました」 「夜の宴会では腹の底から笑いました」
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