寄稿

能舞台の太極拳演舞

去る9月14日、大阪の西村能舞台で太極拳の演舞をいたしました。楊名時先生は伊勢神宮の能舞台、奈良公会堂の能舞台で太極拳を演舞されておりますが、私は初めての体験でした。能舞台は総桧作りで、能は元来神事ですので、裸足で舞台に上がることは禁じられているのですが、西村信子師範の特別の計いで、裸足で演舞させて頂きました。足裏から伝わる桧の柔らかい感触と、桧の清らかな香りが私の心を洗い、幽玄の世界に導かれる感じでした。特に緊張はしていなかったのですが、当日は肩の状態が悪く思うように太極拳が舞えません。百華拳を舞い常滑の方々に気功治療をやって頂いた後、無事に太極拳を舞うことができホッといたしました。
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第4回健康太極拳交流会

9月13日に、なにわ友の会(会長 高橋保)主催の「健康太極拳交流会」が開かれました。今年は第4回目で、大阪をはじめ奈良、常滑、東京の仲間が集まり、大変有意義な大会となりました。翌日は西村邸の能舞台で、師範審査と楊麻紗先生の演舞が行われ、西村信子さんの妹さんによるお祝いの謡曲が、花を添えました。最後に、出席者全員が能舞台に上がらせて頂き、貴重な体験も致しました。
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シルクロードの旅

8月の末にシルクロードへ旅して参りました。ウルムチからトルファン、敦煌、玉門関、陽関、嘉峪関を経て西安に至る所謂天山北路の略半分3000Kmです。三蔵法師が滞留した高昌国の古城跡や莫高窟、鳴沙山等あちこちを巡りましたが、ここでは西域の人々の暮らしぶりについてご報告したいと存じます。ゴビ砂漠の中のオアシスの生活環境は、夏は毎日40度を越える気温に加え今年になってから1回も雨が降っていないとのことで、学校の授業も長い長い昼休みを挟んで夕方6時に開始され、夜は満点の星空の下でお庭や路上に寝台を持ち出して寝むという生活をしていました。
寄稿

会員の作品より

笠原初恵師範よりパッチワークの見事な作品が届きましたので、ご紹介いたします。新潟・新発田市大栄町の「平成21年度いきいき作品展」に出品されたものです。テーマは源氏物語で、髪の毛や琴の弦など緻密さがよく現れております。大変好評だったそうです
寄稿

学校からの感謝状

大阪の茶木康晴師範が今年も、熊取町立東小学校の依頼で「なかよしタイム」で健康太極拳体験教室を開き、学校長と生徒代表からのお礼及び「なかよしタイム」新聞を頂きました。それをご紹介いたします。*********************健康太極拳は、元々中国で発達した武道門であり健康門であり、今年も生徒達に、太極拳の武道的な動きと、健康太極拳の技・形だけでなく、心の太極拳をテーマに、健康太極拳は「礼で始まり、礼で終わる」、礼儀を大切に、仲間を大切にする思いを伝えたつもりです。
寄稿

天国の楊名時先生

旧盆に入りました。楊名時先生が亡くなられて、まる4年が過ぎました。2005年の初秋に、愛知県の村田勝治さんより「楊名時先生の追悼絵てがみ」を頂きました。村田勝治さんは筋肉の萎縮する病にかかっており、筆が使えず箸の先で字を書いたため、ところどころ墨が滲んでおります。2007年に村田勝治さんも亡くなられたそうです。おやさしい方でした。楊名時先生と村田さんを偲び、その絵てがみを紹介いたします。********
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楊名時先生を偲ぶ太極拳交流大会

貴重な梅雨の好天を賜わった6月27日(土)、河野太通ご老師をお迎えして、「楊名時先生を偲ぶ太極拳交流大会」が開かれました。会場となった東京京橋区民館には、昨年をはるかに越える仲間が集まり、盛会でした。昨年9月1日に設立したNPO法人太極拳養心会の総会も兼ねて行われ、会場に掲げられた真新しい横断幕が一際鮮やかです。全体稽古の後、河野太通ご老師のご講話は、心に強く響きました。孔子の生きた時代背景、オーヘンリーの小説『賢者の贈り物』、現代の学生のアンケートを通じて、“人の幸福とは何か”を語って下さいました。その答えはお互いに相手を思いやる心、これが最も大切だと語られました。
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第12回なにわ友の会一泊研修会

5月16~17日、第12回なにわ友の会(茶木康晴名誉会長)の一泊研修会がレイクフォレストリゾート(京都府)で行われました。奈良の中村二可師範、田村順子さんも参加して下さり、参加者40名でした。16日(土)、重い雲におおわれた空模様でしたが、12時50分、奈良駅集合、出迎えのバスにてレイクフォレストへ、若緑の芝生が美しく、周囲の木々には霧がかかり幻想の世界へ入り込んだようでした。
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草加八段錦・太極拳研修会

5月14日快晴のなか、楊麻紗先生は草加の八段錦・太極拳研修会に、今年も招かれました。これまで長きに渡り草加で楊名時太極拳の指導に当たられた小川睦子先生が、遠方へ引っ越されたため、お弟子の先生方とお仲間のご協力によりこの会が開かれ、100名を超える皆さんが集まりました。全員で太極拳24式を舞った後、私たち家族3人で演舞させて頂き、好評を得ました。続いて林義雄先生の教室の皆さん等による太極拳が披露され、型が綺麗にきまって本当に見事。さらに全体でも太極拳24式を行いました。
お知らせ

入選おめでとうございます!

杉江満寿夫師範の絵画が、「第97回日本水彩展」に入選しました。6月1~10日に上野の都美術館に於いて入選作品が展示される中、杉江満寿夫師範の作品「台船燦燦」は1階のメイン会場に堂々と飾られておりました。そして、すでに何度も入選を果たしているため、審査員の監査は不必要で出品を許される無鑑査にも推薦されたそうです。重ね重ねおめでとうございます。
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佐倉城跡公園の花見

4月4日土曜日、午前中の太極拳教室の稽古が終わってから一行8名でお花見に出かけました。京成本線勝田台駅から佐倉駅まで10分ほど乗車、めざすは国立歴史民俗博物館隣りの佐倉城址公園です。お天気も上々、桜もほぼ満開、公園内はすでにたくさんの花見客で賑わっていました。そんな中、私達も早速大きなシートを広げてお弁当タイム。桜の木の下で、みんなで頂くお弁当はとっても美味しく、日頃なかなかできないおしゃべりで大いに盛り上がり本当に楽しい時間となりました。
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桜満開の奈良の旅

2009年4月9日~10日、恒例となりました「奈良・唐招提寺参拝の旅」に参加しました。旅先で満開の桜に出会うことはなかなか難しいものですが、今年の奈良では行く先々で、雲一つない青空と満開の桜に迎えられました。そんな春たけなわの唐招提寺にて、楊麻紗先生の明るい「ニーハオ!」の挨拶ののち、奈良、大阪、常滑、東京から集まってくださった大勢の同心の方々と、満開の桜の下で太極拳を舞うことが出来ました。鶯の声も聞こえます。時折、ハラリ、ハラリと桜の花びらが舞い、思わず今ここにいられることの幸せと、大いなる自然に感謝しました。
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3月定例指導者研修会 前田篤宏先生をお迎えして

2009年3月22日、文京シビックセンターに於いて、今年初の定例指導者研修会が開かれました。特別講師として、NPO法人日本介護予防太極拳協会理事長の前田篤宏先生をお迎えし、大勢の方に参加して頂きました。「座位式太極拳12式」を通して、養生運動と体の仕組みについて学び、大好評でした。
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