8月の末にシルクロードへ旅して参りました。ウルムチからトルファン、敦煌、玉門関、陽関、嘉峪関を経て西安に至る所謂天山北路の略半分3000Kmです。
三蔵法師が滞留した高昌国の古城跡や莫高窟、鳴沙山等あちこちを巡りましたが、ここでは西域の人々の暮らしぶりについてご報告したいと存じます。
ゴビ砂漠の中のオアシスの生活環境は、夏は毎日40度を越える気温に加え今年になってから1回も雨が降っていないとのことで、学校の授業も長い長い昼休みを挟んで夕方6時に開始され、夜は満点の星空の下でお庭や路上に寝台を持ち出して寝むという生活をしていました。
そんな環境ですので、当地では太極拳どころではありませんでしたが、西安に戻ると朝の太極拳に勤しむ人々の姿を見かけ、何かほっとすると同時に改めて中国の広さを感じてきた次第です。
皆様も機会を見つけて、是非お出かけください。
2009年9月
木村鎮夫
コメント