茶木康晴師範の開会のあいさつ
4月26日(日)旭区民センターで、「なにわ友の会」主催の第9回健康太極拳交流会が開催されました。地元大阪を始め東京、名古屋、奈良から約140名の皆様にご参加いただき楽しい1日を過ごしました。
朝10時、開会のあいさつの後、茶木康晴師範の指導による全員の演舞からプログラムが始まりました。100名を超える人数で演舞をする機会はなかなかありません。静かでゆったりとした動きの中、全員の気が一つになって動きます。
続いて大阪グループ3組が順に舞台に上がって演舞を行いました。日頃は別々の教室で一緒に練習をすることはありませんが、息の合った演舞を披露しました。
11時半からは、今回の新企画として気功文化研究所の大野雄亮様をお招きし、「気功・リラクゼーション」と題して実技をまじえながら講習していただきました。お話を聞きながら体を動かしていると次第にゆったりとした気持ちになり、眠気を催した人も沢山おられた様子でした。
午前の部の締めくくりとして、茶木師範の指導のもとケアヘルスタイチを全員で行いました。また、茶木師範から参加者の中で80歳以上の皆様を紹介していただき、会場全員の暖かい拍手をいただきました。
午後の部の開始は、今年で3回目、恒例となりました「摂州だんじり囃子」の実演です。お囃子に合わせて踊りが始まると、参加者から踊りに加わる方が現れ会場が盛り上がりました。
全員で記念撮影を行い会場が静まったところで、いよいよ師範審査です。会場が緊張の空気に包まれた中、師範審査が始まりました。今年はクレオ東教室の大國きみ子さんが1人で審査に臨まれました。初めは緊張のせいか少し硬さが見られましたが、すぐに落着きを取り戻し、最後までゆっくりとした動きで素晴らしい演舞でした。
続いて楊麻紗先生のワンポイントレッスンです。「楼膝拗歩」についてお話があり、その中で、膝を払い手を前に押し出すときは「空気の流れに身を任せるように動く」という言葉が耳に残りました。
この後、プログラムは午後のグループ演技に進み、男性だけのグループ「おとこ組」から始まり、「地元大阪」、「名古屋・奈良」、「東京」のグループに分かれ、順に舞台に上がっていただき演舞を披露していただきました。
時刻も4時になり、いよいよ最後のプログラムとなりました。麻紗先生にご指導いただき全員で三重の円を作り「百華拳」の演舞を行いました。会場が狭いため、一番外はきれいな円を描くことはできませんでしたが、息の合った演舞ができ麻紗先生からお褒めの言葉をいただくことができました。
午後4時半に閉会後、場所を大阪城近くのアサヒスカイレストランに移して懇親会を開催しました。運ばれてくる料理と飲み物でお腹を満たし、太極拳の話題を中心にいろいろと話が弾み、参加いただいた皆様と親睦を深めることができました。
「なにわ友の会」会長 松尾 嘉夫
参加者全員による百華拳
コメント