5月17日、肥薩友好会研修大会が大阪、常滑、大口町、東京、そして地元の仲間120名が集まり、盛大に開かれました。いつもこの会は天候に恵まれなかったのですが、今回は暑いぐらいの好天で、会場いっぱいの仲間の熱気が溢れ感動しました。
全体稽古、昇段審査及び免状授与、県外参加者の披露演舞と地元師範の披露演舞などが行われ、見応えがありました。また、楊麻紗先生による「型の疑問点」に応えた実技指導は大変参考になったそうです。地元の仲間の熱意ある学びの姿勢を、改めて強く感じました。
夜の宴会は芸達者の皆さんのもてなしに全身がほぐれ、値千金の春宵を過ごしました。肥薩の皆さんのパワーに脱帽です。
18日は前夜の疲れもみせず、川俣義人師範、柊野妙子師範と有志の方々が東京・大阪組を地元の名所案内をしてくださいました。作日の好天とはうって変わってこの日は、梅雨の走りのような雨模様。降ったり晴れたりの天気でしたが、武家屋敷、行人岳などは小雨に濡れた若葉のしっとりとした風情を愉しむことができました。そして、最後に川俣師範宅を訪ねました。庭の230鉢の「さつき」がお出迎えかいです。丹精を込めたさつきの花を前に、川俣師範は「これがあるから僕はどこへも行けないんですよ」と苦笑い。さつきの手入れは本当に大変ですが、丹精を込めれば込めるだけ立派な花が咲きます。
太極拳も然りで、心を込めて稽古を重ねると必ずよい結果が出るのです。打合わせを何回も重ね、研修大会・観光を計画してくださった役員の皆さんと、参加者の皆さんに心から感謝いたします。謝謝。
養心会 事務局記
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