2016年新春懇親会

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この上もない晴天に恵まれた2月11日、上野公園にある西洋料理の老舗上野精養軒・桐の間において、「2016年新春懇親会」が開かれました。ご来賓の帯津良一先生はじめ、大阪、常滑の遠路からと東京近隣のお仲間が大勢集まり、春日差しの差し込む明るい会場で和やかで愉しい会となりました。

 初めに挨拶に立たれた楊麻紗先生は、参加者への謝辞を述べた後、楊名時先生が亡くなられて初めて見る夢のお話をされました。その夢の中で楊名時先生は「太極拳は気であり太陽である。自然の神に繋がる神聖な武術、明るさが命です」と、仰られたそうです。

 診療と執筆および講演をこなされ多忙な帯津良一先生は、『週刊朝日』で対談された相沢英之氏(元大蔵事務次官・弁護士)についてお話くださいました。相沢氏は96歳の高齢にも関わらず矍鑠としており、元気に仕事をこなされているそうです。また、大変なお酒好きとのこと。そして、傘寿を迎えられた帯津先生は生き方として、<平常心(積極的に物事に関心を抱く)・直感・ときめき>が大事ですと、語られました。

 乾杯の音頭をとってくださった82歳の下村のぶ子海竜社社長は、多忙のため教室での稽古はできませんが、毎日仏壇で楊名時先生とお会いしてくださっています。そして、サプライズ。海竜社刊の帯津先生著『健康暦』を参加者全員にお祝いとしてプレゼントするとの、下村社長の言葉に喜びの声が上がりました。

 出される料理はどれも上品な味付けで美味しく、舌鼓を打ちながら宴はたけなわとなり、余興では下地直子さんの見事な琉球舞踊が披露されました。また、常滑の杉江満寿夫師範のスピーチは、楊名時先生との初対面での気のパワーの凄さを話され、大阪の茶木康晴師範は、6名の参加者を紹介してくださいました。続いて、麻紗先生がテーブルごとに参加者を紹介された後、会が始まる前に帯津先生がサインをしてくださった『健康暦』が配られました。その本を皆さんがしばらく目を通されてから、恒例の服部洋之師範の「太極拳」の暗誦です。太極拳経は読んでも聞いても流れるような名文です。

 最後に、楊砂織師範は『健康暦』の<決めたら迷わない>の言葉に、新たな道に前進する決心がつきましたとの閉会の辞で、2016年新春懇親会は散会となりました。帰り道、上野公園の1本の寒桜は満開で、一足早いお花見もできた光溢れる幸せな1日でした。

養心会事務局

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