2016年新春稽古

楊名時太極拳 24式  八段錦  楊家養心太極拳 2016年新春初稽古 01  楊名時太極拳24式  八段錦 

ぽかぽか陽気が続いた1月4日(月)、東京武道館において「2016年新春初稽古」が開かれました。この日は松の内で主婦はまだ忙しく、また仕事始めでもあったため参加者が少ないのではないかと心配しましたが、90名近くの仲間が集まり新玉の清清しい太極拳を舞いました。

 今年も田村久夫師範の威勢のよい三三七拍子の一本締めで稽古が始まり、参加者の笑顔の中に「今年も稽古に励む」といった新年らしい決意のようなものが表れていました。私は皆さんに参加してくださったことへの感謝を述べた後、全員による八段錦・太極拳を舞いました。明るく広い会場で心を一つにしての初舞の気持ちの良かったこと、やはり初舞は格別です。

 後半、一人ひとりの暖かい気に包まれながら、私は講話の中で宮本武蔵の『五輪書』から「鍛錬」について話しました。家のすぐ近くの氷川神社に初詣に行った時、拝殿に掛けられていた言葉です。それは<千日の稽古をもって鍛とし、万日の稽古をもって錬とす>です。約20数年前、武蔵のこの言葉を楊名時先生から初めて聞いたことを思い出して、紹介しました。意味は千日の稽古は基礎を固め、万日の稽古では揺ぎ無い道として追求すること。そのためには日々の稽古が大切であると説いたものです。

 次に参加者の紹介と、10名の80歳以上の方の紹介を行いました。参加者の最高齢89歳の高木嘉彦師範には、大きな拍手が向けられました。この後、昨年好評だった「百華拳」を二組に分かれて二重の輪をつくり行いました。皆さんとても楽しそうでした。

 師範とその他のグループに分かれての演舞では、それぞれの良さが出ており参加者からとても参考になったと、伺いました。最後に、全員で八段錦を行い

2016年新春初稽古を終えました。今年も皆さんにとって健康で穏やかでありますようにお祈りいたします。

                        楊 麻紗記

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