第12回楊家養心太極拳とこなめ合宿交流会


10月6日(土)「第12回楊家養心太極拳とこなめ合宿交流会」が、知多市勤労文化会館にて盛大に開催されました。

全国各地(東京・大阪・奈良・鹿児島・岩手)と愛知県内近郊(日進・三好・大口)、そして地元知多地域より同心同学の方々211名が参集しました。東京から楊家養心太極拳師家・楊麻紗先生率いる講師陣を招聘し、ご指導を受けるとともに、審査会・演舞披露など交流を深めることを目的としています。

開会式の主催者挨拶では、杉江満寿夫副理事から「今大会の開催にあたって、私は少し体調を崩していましたが、地元の皆さんが一致団結・協力して準備し、皆さんを心から歓迎することができました」と述べられました。

来賓挨拶では、麻紗先生から「毎年この常滑交流会は杉江先生を中心に地元と密着し、地域に根差した素晴らしい活動として開催されています。杉江教室に敬意を表します」との、お言葉をいただきました。

永井清司知多市教育長からは、「ちょうどいい都市・知多市へようこそ“争わない心・拘らない心・焦らない心”は、心と体の健康のために大切ことです」とお話し下さいました。

また、知多サザンシニアライオンズクラブの成田充子会長からは、「私も今日は指導員の審査を受けます、緊張しています。健康のため太極拳は素晴らしいです」と挨拶されました。

大会開始 「211名が参集」 

次に、参加グループの紹介のあと全体稽古に入りました。初めに全員で八段錦を行い、参加者が多かったため、2グループに分かれて太極拳を舞いました。

そして、いよいよ麻紗先生の模範演技が始まりました。参加者全員が舞台前に集結し、息を止めんばかりに、麻紗先生の美しく優雅な演舞にうっとりして、会場全体に神秘的な雰囲気が漂いました。

審査は、師範6名をはじめ総勢49名の受審でした。免状授与での麻紗先生のご講評は、「全体として優しい太極拳で、特に男性の優しさ、柔らかさを感じました。男性の優しさは家庭円満の秘訣です」と話されました。

昇段審査 「楊名時太極拳24式 23番の十字手

続いて、各教室のグループ別の演舞披露です。まずは、東京(岩手・肥薩)グループ。一糸乱れぬ迫力満点で場内割れんばかりの拍手。次に大阪・奈良グループは落ち着いた動きの演舞。少ない人数でしたがほとんど道着姿(指導員以上)、さすがです。そして、大口町グループは、毎年大集団の参加で、今年も47名の演舞でした。

その内約半数の24名が、白い道着姿です。

最後に、地元常滑を中心とした杉江満寿夫・潤子先生を中心に136名は、白の道着と同心協力”の文字がプリンとされた、揃いのTシャツで登場。そのTシャツは赤・青・緑など全部で8色です。フィナーレを飾るに相応しい、圧巻の演舞披露でした。

交流会の最後に、麻紗先生による部分稽古は、「左下勢独立・右下勢独立」で、前足の出し方と後足の修正の仕方を中心に、丁寧にご指導いただきました。以上予定を大幅に延長して、16時時30分に終了。

夜の懇親会は約100名が参加。例年の如く凄まじいまでの盛り上がり。舞踊、扇の舞、民謡、手話の歌、じゃんけんゲーム、真っ赤な太陽、ハッピー相撲、どうにも止まらない、USA、そして恒例の河内音頭。歌あり踊りありお笑いありで、楽しすぎる2時間があっという間に過ぎました。

2日目は好天に恵まれ、56名がマイクロバス3台に分乗し、岐阜県下呂市の<金山巨石群>を訪れました。こうして、「第12回とこなめ合宿交流会」は終了しました。

                 

鈴木 桂・山本 美智子記



楊名時太極拳を学びたい 楊名時太極拳 24式 八段錦  第11回楊家養心太極拳とこなめ合宿交流会  2017年11月11~12日 03                                           「楊家養心太極拳」では、のれん分けして下さった楊名時先生のお心を大切にして、楊名時先生の型と志をより深く継承していきます   -   楊名時太極拳の王道を歩んでいく
夜の懇親会 「恒例の河内音頭」 

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