初詣ツアーと太極拳奉納演舞

楊名時太極拳を学びたい 楊名時太極拳 24式 八段錦  「初詣ツアーと太極拳奉納演舞」 伊藤千恵子記 2018年1月16日 01 楊名時太極拳24式  八段錦

平成最後の1月16日、に太極拳協会の一行43名が、道着・青天Tシャツを着用し、大口町役場を出発しました。

最初に犬山成田山へ。本堂の前にある常香炉で、お線香の煙を浴び無病息災を願って参拝。天気も良く、本堂からは絶景の濃尾平野を一望できました。

次に大縣神社へは20分ほどで到着。拝殿に入り御祈祷をしていただき、巫女さんの振られる鈴の音が、なんとも心地よく心に響きました。

拝殿を出ると、神社のご配慮で奉納演舞をする会場が作られています。見上げると高さ3m位のところに細い綱がひかれ、会場が四角に囲まれています。綱には所どころ御幣が付けられ、神霊が宿っているような雰囲気に包まれていました。初めに長谷川房子先生が「回れ右をして下さい」と言われ、後ろを向くと、鳥居と神宮遥拝所が見えます。日本地図を広げて見ると一目瞭然、皇室の御祖先をお祀りしている伊勢神宮、三種の神器・草薙神剣を祀る熱田神宮、大縣神社を一直線で結ぶことができます。そして両神宮の方向に向かって一礼。

次に奉納演舞(合掌・立禅・甩手・八段錦・太極拳24式・立禅・甩手)を行いました。演舞を終えた充実感で心が満たされ、とても良い気持ちになりました。体が凍えるように冷えきっていたので甘酒、温かいお茶のおもてなしに体がとても温まり、また牧野宮司様の今回の譲位にあたり貴重なお話を伺うことができ、時代が移ることを改めて感じました。

その後名古屋市内で昼食をとり、徳川園を散策。 次の目的地の熱田神宮へ、ここでは普段入ることが出来ない拝殿にて参拝、お神酒もいただきました。拝殿を出て「こころの小路」を通り、参拝道の奥まったところある天照大神の荒魂がお祀りしてある、一之御前(いちのみさき)神社へ。参拝の後で干菓子とお茶をいただき、そのお茶の美味しかったこと。引き続き神殿の宝物館では熱田神宮名宝展が開かれ、鎌倉時代の来国俊の短刀(国宝)やまた室町時代の足利義政が神々のために寄進したとされる御装束など、歴史と伝統工芸の技に触れることができました。

ツアー最後の目的地「裁断橋」は、一度は訪れてみたいと思っていました。金助の母が子の冥福を祈り架け替えた橋。大口町の堀尾跡公園には復元された橋があります。熱田神宮のすぐ近くにあり、バスが橋に近づくとゆっくり走って下さり、車窓から記念碑と縮小された橋を見ることができました。今回行く先々でお出迎え、お見送りをいただき、また心温まるおもてなしをしていただき心から感謝申し上げます。これも、金助桜まつりでお世話になっています堀尾史蹟顕彰会事務局長の今枝達夫様のお心配りによるものです。 役場に到着した時、日も暮れていましたが太極拳のお仲間とともに過ごすことができ、とても有意義な一日になりました。

                     大口町  伊藤千恵子記

2019/1/31

楊名時太極拳を学びたい 楊名時太極拳 24式 八段錦  「初詣ツアーと太極拳奉納演舞」 伊藤千恵子記 2018年1月16日 02 楊名時太極拳24式  八段錦

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