
日野市では市内の各会館利用団体の交流と活動広告を目的として2025年2月23日に初めての発表会が開催されました。私たちの教室である市民活動支援センターでは合唱、朗読、太極拳、ピアノ教室、古武道など九団体が施設内の特設会場で発表の場を得ました。私たちはステージの広さの関係もあり、九名の会員で参加することになりました。発表に先立ち何度か練習を行いましたが、いつもと正面が逆になるために普段とは違う景色に戸惑い、いつもは何気なく出来ているのになかなか演舞に集中できなく、そこはかとなく不安を抱きながら本番を迎えました。
本番当日は、穏やかな晴天に恵まれ、会場の外では模擬店などで大変賑わっていました。私たちの出演は午後のため、さほど人は集まってくれないのではという予想に反して、なんと会場は立ち見も出るほど満員となってしまいました。 同じ教室のお仲間もたくさん来てくださり、ますます緊張が高まって来ました。


河原先生のご挨拶の間、客席の方たちがステージの私たちに集中してくださっているのを感じ、緊張の中にも会場全体の「氣」がステージ側の私たちと一つになっているようでした。河原先生の号令に合わせて心を落ち着け演舞が始まりました。その時、なんとも言えない一体感が演舞をしている私たちを包み込み、今までの緊張感から解き放たれたようで、気持ちよく太極拳二十四式を舞うことが出来ました。
演舞が終わり、控室に戻り、みな口々に「本番が一番上手くいったね」「緊張したけれど揃っていてよかった」と話し、不思議な充足感を味わうことが出来ました。
もともと人に見せる為ではなく、自分の健康のためにと始めた太極拳でしたが、この様な発表会に参加して、ステージと観客の方々との氣が一つになるという、普段の稽古では得難い体験をすることが出来ました。今回の対外的な発表の場が私自身の研鑽のモチベーション向上に繋がり大変良い経験になりました。


氣功太極拳豊田教室 柴 理香
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