体をほぐす準備運動「甩手・スワイショ」 写真提供:事務局
記念撮影 写真提供:榊原敬三さん
“常滑のスズメは黒い”と言われてきました土管の町・常滑も昨年、中部国際空港“セントレア”が開港10周年、大型商業施設“イオンモール常滑”がオープン。かつての暗いイメージから明るく発展しようとしています。
同じように“楊家養心太極拳とこなめ合宿交流会”も第10回を迎えました。11月12日(土)・13日(日)、今回初めて知多市勤労文化会館で開催することができました。楊家養心太極拳師家・楊麻紗先生はじめ東京、大阪、奈良、京都、岩手、鹿児島そして県内近郊、地元の同心同学の方々約230名集結しました。 開会に先立ち10周年記念の交流会ということで、2007年篠島での第1回から昨年の第9回までの懐かしい様子を映像で紹介され、自分の姿を見つけ思わず歓声が聞かれました。
開会式での主催者挨拶は杉江満寿夫副理事長から「第1回の交流会の参加者は1006名、そして第10回は230名。また杉江教室のスタートは五名、今は約三百名」と紹介があり、常滑の発展と同じように交流会も杉江教室も着実に発展してきました。
来賓挨拶では、楊麻紗先生から「篠島での第一回の様子、懐かしく感動しました。十年杉江先生を中心にスタッフが心を一つにして地元と密着して開催されてきました。感動するとともにうらやましい」「来年は揚先生の十三回忌です。追悼大会にはぜひ参加を」
小宮克裕知多市教育長からは、「丁度いい都市、緑風都市の知多市にようこそ」「養心会三つの心“争わない心・拘わらない心・あせらない心”から心と身と健康の大切さ」をお話しいただきました。
知多サザンシニアライオンズクラブの津嶋忠久会長からは「十周年おめでとう。杉江先生は知多サザンの初代会長です。十年二十年と続き有意義な会にしてください。」
次に参加グループの紹介のあと全体稽古に入りましたが今年はやや会場が狭いので2グループに分かれて演舞を行いました。そのあと記念写真をとりました。
いよいよ揚麻紗先生の模範演舞が始まりました。参加者全員、ステージ前に集まり、息も止めんばかりに麻紗先生の鶴の如く優雅な舞を一点注視、全員の心がひとつに!会場全体が神秘的な様相を呈していました。
審査は師範八人他、初傳も含めて四十六人、まさに真剣すさまじいまでの迫力で“気”が会場一杯に充満していました。
さらに、一年の成果を見るグループ別の演舞の披露です。まずは師家率いる東京グループ、今年は岩手・鹿児島からの四人も含め十六人、一糸乱れず“すごい”の一語に尽きます。落ち着いた動きの大阪・奈良・京都グループ十七人。そして近郊(三好・一宮・日進・乾坤)グループ十人、毎年大挙して参加いただく大口町グループ四十五人、そして最後に地元常滑を中心とした知多半島グループ百三十一人、すごい迫力で圧巻でした。
最後に師家による部分稽古(単鞭・雲手)の指導がありました。「全身の動き、足からでなく腰から動かす。」「肘を扇のように」とのご指導も頂きました。
予定通り十六時三十分に終了。三時間半があっという間に過ぎた感じがしました。
夜の懇親会に入る。約百十名の参加。今年は例年と違って交流会と同会場にてバイキング方式、初めての形式によって、立食?ご馳走の量は?演技が見られるか?など心配も多々ありましたが、何のその!例年のように大いに盛り上がりました。「ナンキン玉すだれ」から始まり。「ドジョウすくい」「どうにも止まらない」・・・フィナーレは恒例の「河内音頭」を全員で踊りました。歌あり踊りありお笑いありで“楽しい”いや“楽しすぎる”
二時間でした。
二日目は、“伊那谷・分杭峠”の観光に出かけました。
朝八時半に参加者四十四人が二台のマイクロバスに分乗しホテルを出発。好天に恵まれ紅葉のなかを一路長野県伊那市にある日本有数のパワースポット分杭峠へ。
ゼロ磁場の高い気場をたっぷりと体験しました。体中でビリビリと強烈な気を感じ、感動とパワーをもらいました。
帰りは、東京組は中央線塩尻駅で、関西組は名古屋駅で、互いに再会を誓いながら見送りをしました。楽しいツアーでした。
最後に、多くの人に支えられ、第十回記念楊家養心太極拳とこなめ合宿交流会を終えることができました。皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
鈴木 桂
懇親会 フィナーレは恒例の「河内音頭」 写真提供:事務局
伊那谷・分杭峠 写真提供:榊原敬三さん
コメント