穴道湖畔で楊名時太極拳のお稽古
2016年11月4日(金)~6日(日)、大口町太極拳協会より22名が、堀尾史跡顕彰会の方々と、バスで約7時間半かけて松江まで行きました。
吉晴公は大口町生まれで、松江城を築城した武将です(1543年~1611年)。また、顕彰会は松江城国宝化への署名をたった半年で4296名分集め、毎年4月には「春の金助祭り」など吉晴公ゆかりの行事を積極的にされています。2007年の400年祭より松江市との交流が強まり、昨年7月8日に松江城が国宝に指定されたのを機に、8月29日に大口町は松江市と姉妹都市提携の運びとなりました。
旅行初日は、堀尾家の菩提寺である巌倉寺、城安寺のお参り、次に13年連続で庭園日本一に選ばれた足立美術館に、行きました。2日目は、松江城と城内にある松江神社の大祭に参列しました。そして、大手前広場での鉄砲隊の演武に感動し、日本一のパワースポットの出雲大社を参拝した後、世界最大規模の展示温室がある松江フォーゲルパークへ。三日目は、松江堀川を巡り、円城寺では堀尾公の法要に参列し、最後に大根島の由志園に行きました。
泊まったホテルでは両日とも早起きをして、海岸で八段錦と太極拳を皆で舞いました。2日目の穴道湖畔での太極拳は、風が強くとても寒かったのですが、多くの水鳥たちがこちらの方へ近づいてきました。まるで私たちの良い「気」が引き寄せたようにも見え、皆旅の疲れなどほとんどありませんでした。
松江市は「縁結び」の地。この旅で、たくさんのおもてなしも受けました。そのご縁を大切にして、楊名時先生の「同心協力」の教えを胸に、感謝の気持ちを述べたいと思います。有難うございました。
大口町太極拳協会 山田雅子記
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