三が日明けの1月4日(水)、東京・綾瀬の東京武道館に於いて「2023年楊家養心太極拳新春稽古」が、昨年に引き続き開かれました。新型コロナの第8波の感染者が増える状況下で、40名のお仲間が元気に集まりました。
新春稽古は栗山一雄さんの力強い太鼓の音に始まり、楊麻紗先生の挨拶の後、全員による八段錦・太極拳を行いました。天井が高く明るい会場には楊名時先生の遺影が飾られ、お仲間の清々しい気が通い合う新年ならではの演舞でした。
楊麻紗先生のご講話は「洋の東西を問わず誰しも健康で長生きをしたいと願う。中国では、長生きの薬(仙薬)を体内で作る方法を考えました。材料は気血、作る場所(竈・かまど)は丹田、そして鞴(ふいご)は呼吸、としています。仙薬をより良く燃焼させ全身に運ぶのは呼吸。このことを考えて、今年は稽古に励みましょう」と述べられました。
高齢者表彰は7名の方が受けられました。最高齢(93歳)の安田要師範に長寿の秘訣を伺うと、「楊名時先生との出会いがあり、太極拳を20年続けたお陰」とのことでした。
続いて、参加者の紹介が麻紗先生よりあり前半が終了。
15分間の休憩の後、百華拳を行いました。一重の輪を二組に分かれて楽しく舞いました。
来年はコロナが落ち着き、二重の百華拳を舞いたいと思います。
次に、後半の太極拳・八段錦を全員で行い、最後に楊砂織師範の閉会の辞で「2023年楊家養心太極拳新春稽古」は、皆様の協力のもと終了しました。
参加者の皆様、役員の方々に心から感謝申し上げます。
(事務局)
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