師範審査レポートより(26)

 愛知県大口町在住の方の師範審査レポートをご紹介いたします。テーマは「手術後の早い体力の回復」で、楊名時太極拳を続けることこそが、自身の力になります。

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 夫を亡くして3ヶ月経った頃に、友人から地元で太極拳教室始められるからと、誘われるままお邪魔をしました。稽古を重ねる内に今まで運動は苦手としてきた私が、「これなら続けられるかな」と体が感じました。しかし、なかなか難しく型が覚えられません。その後、長谷川房子先生の他の教室へも通うようになり、今では太極拳が大好きになり週に3教室で稽古をしています。

 2年半前に、予期せぬ大腸癌になり手術前後にはみるみる体重が減り、筋肉も衰えるのを実感しました。退院後は逆複式呼吸を行ったり、歩いたり、太極拳を行ったりして、今まで教わったことを色々頑張り、お陰様で体力は早く回復できました。

 また、以前より低体温症だった体も、今では36度を切ることもなく、風邪もほとんど引かなくなりました。何時でも、何処でもできる太極拳に出会わせて頂いたことに、日々感謝をしています。本当に続けてこれて良かったと思っています。

愛知県 T.K.さん(69歳)

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