新潟阿賀野市合同演習会

写真提供:佐藤 巌さん

9月20日、阿賀野市で合同演習会が開催され、師家楊麻紗先生のお共で東京から六名が出席しました。

気になっていた台風も遠くへ去り、楊名時先生のいつもの第一声「本日は晴天なり」の言葉の如く、雲一つない実り豊かな秋晴れとなりました。

会場となっている笹神体育館の中に入ると、大きな熱気が流れていて正面に、「楊家養心太極拳合同演習会」と書かれた下に大勢(130余名)の参加者で溢れていました。

楊麻紗先生の「ニーハオ!」で始まり、続いて新発田の笠原初江先生のお話で、「長年太極拳を続けて来て本当に幸せを実感しており、今日初めて参加された方々も太極拳のすばらしさを体験して下さい」と挨拶があり、楊麻紗先生のリードで、準備運動、八段錦で心と呼吸を整え、二十四式を流れるように心を込めて体育館いっぱいに広がって演舞をしました。

続いて楊麻紗先生から太極拳の最も大事にしている精神面の真髄を伝える講話と太極の華(九、十、十一)の十番の雲手を呼吸を入れながら懇切丁寧に指導をしていただきました。このような指導を受ける機会の少なかった参加者から、正しい動きを改めて認識できたと感想を頂きました。

後半は全員元気に稽古を終えこの度お世話していただいた加藤博子先生の閉会の言葉で、盛会のうちに合同演習会は終わりました。

井川芳子記

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