2009年4月9日~10日、恒例となりました「奈良・唐招提寺参拝の旅」に参加しました。旅先で満開の桜に出会うことはなかなか難しいものですが、今年の奈良では行く先々で、雲一つない青空と満開の桜に迎えられました。
そんな春たけなわの唐招提寺にて、楊麻紗先生の明るい「ニーハオ!」の挨拶ののち、奈良、大阪、常滑、東京から集まってくださった大勢の同心の方々と、満開の桜の下で太極拳を舞うことが出来ました。鶯の声も聞こえます。時折、ハラリ、ハラリと桜の花びらが舞い、思わず今ここにいられることの幸せと、大いなる自然に感謝しました。
夜の懇親会では、茶木康晴師範より「養心会に対して、自分に何が出来るかという事を常に考えております。」というご挨拶があり、私も養心会に対して、何が出来るのでしょうか...とまた一つ課題を頂いた気がしました。
翌日の飛鳥路もよく晴れ渡り、ここでも石舞台を囲むように、桜や花桃が今を盛りと咲き誇っていました。そんな桃源郷のようなところでも太極拳を舞うことが出来、夢のようでした。
仲間の笑顔と青い空、満開の桜と小鳥のさえずり、何もかもが揃った奈良の旅でした。いつも心を込めて迎えて下さる中村二可師範をはじめ、奈良の方々に感謝し家路につきました。
曽根田 千恵子
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花に舞う
集ひ来て唐招提寺の花に舞ふ
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鶯の声を間近かに太極拳
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まほろばの春の野に舞ふ太極拳
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甘樫の丘へ落花を踏み登る
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宴果てて友と仰ぎし春満月
楊 麻紗
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