加紫久利神社春の例大祭にて24式演舞 

加紫久利神社 春の例大祭 太極拳奉納 2014年3月5日 01 楊名時太極拳24式  八段錦  

 薩摩二の宮として有名な鹿児島県出水市の加紫久利神社で、毎年、3月4日、5日の2日間春の例大祭が執り行われます。参道には、たこ焼きや綿菓子、おもちゃ、刃物等の露店が並び、昔ほど賑やかではありませんが、「いらっしゃい」の威勢の良い声が聞かれ、それなりの風情があります。

1日目は、牛耕の儀、籾蒔き等の祭典があり、午後から、参道脇の集殿社に作り付けの舞台で、日本舞踊や太鼓、歌謡ショ-がありました。私たち楊家養心太極拳肥薩会は、今回初めて参加させていただき、2日目の午後1番目に舞台と舞台前の参道を使い、24式を演舞しました。朝まで冷たい雨が降り、參道での演舞は危ぶまれましたが、演舞の前には雨も止み、太陽が顔を出し、日の光を浴びながら演舞することができました。楊名時先生の「本日は晴天なり」の声が聞こえてくるようでした。

平日でもあり、観客はそれほど多くありませんでしたが、参道狭しと、56名が立ち並び、静かに舞う様子を、皆さんは興味深げに見入っていました。社前には、野点の準備がしてあり、演舞後に頂いた一服は格別でした。

平成26年3月5日     柊野 妙子

    

加紫久利神社 春の例大祭 太極拳奉納 2014年3月5日 02 楊名時太極拳24式  八段錦  
加紫久利神社 春の例大祭 太極拳奉納 2014年3月5日 03 楊名時太極拳24式  八段錦  

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