師範審査レポートより(13)

本日、師範審査レポートをご紹介いたします。今回は、千葉県在住の方の体験談をご参考にしていただければと思います。テーマは「心と体の唯一のリハビリ」です。

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小さい時から一番前ばかり。体も弱かったのか運動能力もゼロで、大人になっても変わりませんでした。ある時、内科の先生から「太極拳をやるといいよ」と言われ、太極拳の道に入ったのが40代後半。習いたての頃は何が何だかさっぱり解らなかったのですが、私は何故か飽きませんでした。

1年くらいたった時、主人に「肩凝ったと言わないな」と言われ、そういえば風邪も引きにくくなったことに気づき、いつの間にか稽古を始めてから17年近くになっていました。最近は太極拳の楽しさと同時に、本当の難しさも解ってき

ました。途中リュウマチになり太極拳を諦めた時もありましたが、自分で無理をせずにできる太極拳の良さを再発見し、太極拳は<心と体の唯一のリハビリ>だと思いました。

 その日の体調によってできる楊名時太極拳の(心・息・動)が良く解り、本当に続けて良かったと思います。そして、年齢がまた重なっても続けられるものと信じています。

             千葉県 N.E.さん(65歳)

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