6月14日(土)、東京・京橋プラザ区民間で開かれた「楊名時先生を偲ぶ太極拳交流大会は」は、梅雨の好天に恵まれました。本日は晴天なり!晴天なり!
という楊名時先生の名せりふが天上から聞こえてくるようです。この晴天に誘われるように、大阪、常滑、大口町、長岡、仙台の遠方と東京近隣の仲間120名が、集まりました。会場いっぱいです。
楊先生に黙祷を捧げたあと、総会が開かれました。八段錦は全員で行いましたが、太極拳は二組に分かれて舞いました。楊先生の遺影が見守る演舞です。穏やかでゆったりした動きの中にも、心地よい緊張感と静謐な時間の流れを感じました。
次に、今日のゲストの帯津良一先生の登場です。御年78歳の帯津先生は超人的に活躍され、睡眠時間は何と4時間半です。そんなご多忙の中、駆けつけてくださいました。感謝、感謝です。
帯津先生の今回のテーマは「養生」でした。西洋医学の立場だけでなく、ホリステック医学、或いは江戸時代の養生書の話など豊富な知識と見識を踏まえて、ユーモアたっぷりにお話してくださいました。そして、養生のポイントは「ダイナミズムとダンデイズム」とのこと。健康検査の数字など気にせず、日々ときめきを持って暮らし、内なる命を高めることが大切と説かれました。
威勢のよい三本締めで「楊名時先生を偲ぶ太極拳交流大会」は散会となり、下村のぶ子海竜社社長のご厚意による茶巾ずしと笑顔を土産に、それぞれ帰路につきました。
養心会事務局記
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