4月24日(日)大阪市鶴見区民センターで、「なにわ友の会」主催の第10回健康太極拳交流会が開催されました。今回は10回目の開催ということで参加者全員に特製Tシャツをお渡しするという企画をしたところ、213名もの多数の皆様にご参加いただきました。
朝10時、開会のあいさつの後、まず参加者全員による八段錦と太極拳24式の演舞が始まりました。茶木師範と各教室の指導者が舞台の上で演舞し、それに合わせて全員が会場のホールいっぱいに広がって演舞しました。
続いて大阪のグループ3組が演舞を行った後、昨年に引き続き大野雄亮様による「気功・リラクゼーション」の実技と講習です。お話に耳を傾け体を動かしているうちに身も心もリラックスできて、今年も大好評でした。
午前の部の締めくくりは茶木師範の演舞です。今年は「太極の華」そして「円形太極拳24式」(百華拳のように前後、横の動きで24式を演舞)と趣向を凝らした、且つ円熟味が感じられる演舞でした。
午後の部の開始は、恒例の「摂州だんじり囃子」の実演です。今年も参加者から多数の方が踊りに加わっていただき、会場が多いに盛り上がりました。
全員の記念撮影を間にはさみ会場が静まったところで、いよいよ麻紗先生の模範演舞です。演舞を拝見していて優しく滑らかな動きの中に、何かピリっとした気を感じました。その後、師範審査が始まり今年は5名の方が審査に臨み、素晴らしい演舞を披露して全員めでたく合格することができました。
続いて麻紗先生のワンポイントレッスンです。今回は「倒捲肱(ダオジュアンゴン)」についてお話があり、呼吸と動作の関係や手の動かし方などを優しく解説していただきました。
この後、午後のグループ演舞に進み、男性だけのグループ「おとこ組」から始まり、「地元大阪」、「常滑・大口町」、「東京・奈良」のグループに分かれ、素晴らしい演舞を披露していただきました。
プログラムは予定(定刻)通りに進み最後の全員による演舞となりました。麻紗先生にご先導いただき「24式白鶴の舞」を全員が気を一つにして演舞しました。
交流会終了後、大阪城近くのレストランに移動して懇親会を開催しました。ライトアップされた大阪城を見ながら美味しい料理を味わい、短い時間ではありましたが楽しいひと時を過ごすことができました。そして最後に来年の再会を約束し散会となりました。
皆様のご協力のおかげで、今年も盛会のうちに行事を無事終えることができました。謝謝。
「なにわ友の会」 松尾 嘉夫
茶木康晴師範の演舞(円形太極拳24式)
楊家養心太極拳 師家 楊 麻紗先生によるワンポイントレッスン
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