準備運動八段錦「第二段錦・左右開弓似射雕」 写真提供:事務局
記念撮影 写真提供:事務局
11月7日~8日、常滑市の刈谷のサザンアリーナで「楊家養心太極拳常滑合宿交流会」が開かれ、地元常滑を含め愛知の各地域から、また遠くは東京、大阪、奈良から205名の仲間が集まり大盛会でした。
開会の辞の後、主催者の杉江満寿夫師範、ご来賓の方々の挨拶をいただきました。そして楊麻紗先生は挨拶の中で「楊名時先生は太極拳を気功と捉えています。太極拳を通して感謝や謙遜を学び、人間性を高めて欲しい」と述べられました。
麻紗先生の指導のもと、全体稽古を気持ちよく行った後、麻紗先生の注目の模範演舞です。会場は水を打ったような静けさの中、柔らかくゆったりと舞う麻紗先生は指の先々まで気が通っており、優雅な演舞でした。続いて行われた昇段審査は、各階位に相応しい穏やかで気のこもった太極拳でした。
休憩の後は、各地区のグループごとの演舞披露が行われ、それぞれに特徴があり、大変勉強になりました。
今年の麻紗先生の実技指導は、7番と8番の「左纜雀尾・右纜雀尾」。腰を土台にした両手の回し方と、足先の修正を詳しく解説してくださいました。楊名時先生の教えである<心も体もまろやかに・川面を撫でるように>という麻紗先生の言葉を噛み締めながら、全員で何度も練習しました。大変好評でした。
夜の懇親会は場所を移して行われ、歌あり踊りあり、ゲームありと弾けに弾け、腹の底から笑うことができ、養心会ならではの仲間の一体感と絆を深めることができました。
翌8日は雨の中の早朝稽古でしたが、雨音のリズムを聞きながらしっとりとした太極拳を味わうことができました。朝食後はバス2台で知多半島の観光です。楊名時太極拳の型の向上と仲間の親睦を目的に開かれている交流会は、今年で9回目。その目的を十二分に果たし、常滑合宿交流会を終えました。主催者と参加者に心からお礼を申し上げます。
なお、この交流会は8日の中日新聞知多版(朝刊)に掲載されました。
養心会事務局
早朝稽古 写真提供:事務局
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