1月26日(日)、埼玉県ふじみ野市の交流プラザ(フクトピア)で市民団体やふじみ野市民ら約730人が参加して、「ふじみ野市民活動交流会2025」(主催・ふじみ野市、企画運営・市民活動交流会企画市民会議)が開催されました。交流会では、各市民団体の紹介展示(参加・26団体)や多目的ホールでのステージ発表(参加・12団体)、体験ルームにおける体験レッスン(参加・7団体)などが行われました。
ステージ発表には、楊砂織先生をはじめふじみ野教室のメンバー15人が道着及び「今日晴天」のTシャツで統一して参加。一糸乱れぬ演舞を披露しました。そして、八段錦のうち、一段錦と二段錦を立ち上がって参加する観客と一体となって交流したこともあり、会場が大いに盛り上がりました。その後、体験ルームに移動して行われた太極拳の入門コースでは15人の参加があり、初めての参加者からも好評を得ました。また、パネルによる紹介展示では、楊名時太極拳の概要のほか、ふじみ野市内における楊家養心太極拳の活動写真や教室での稽古の様子、埼玉新聞に掲載された楊砂織先生のインタビュー記事も来場者に紹介されました。
文:土橋日出朝
(追記)2024年4月3日付け埼玉新聞記事の概要
ふじみ野市内で太極拳教室を開いている師範の楊砂織さんは、日本で楊式太極拳を普及させた父の遺志を継ぎ、高齢者の健康増進や師範育成に力を注いでいる。砂織さんは2000年ごろから本格的に修行に励み、現在は母の麻紗さんと二人三脚で楊家養心太極拳の普及に努めている。砂織さんが同市内で教室を開いたのは13年前。活動を続ける意義について砂織さんは「父の遺志を継いで師範代の育成に努め、多くの指導者を育てていきたい。同時に高齢化の時代、お年寄りの健康維持や心身のリフレッシュのために役に立ちたいと思っている」と抱負を語る。現在、砂織さんはふじみ野市のほか、東京都練馬区や葛飾区にも教室を持ち、6人の師範代を育てている。(タウン記者・橋本大樹)
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