私達の脇本教室が開講したのは、平成2年5月、週一回の稽古では健康のためには、物足りない、毎朝やろうと話し合い、平成4年6月、今は亡き江良英千代師範(82歳で始められ96歳で演舞され、100歳で天寿を全うされた)を先頭に5人でした。最初の頃は新聞などにも掲載されたり話題になりました。現在、脇本教室の仲間や近隣の人達も見様見真似で覚えられ、90歳を頭に平均年齢73歳の15人で、雨の日以外は、毎朝6時30分から、八段錦と太極拳24式を30分間、楽しく演舞しています。
寒い冬の間は、早めに行って焚火をして、待っていますが、そこに火があると思えば、ほっとするものであって、「おはよう!おはよう!」と集って来ます。元気で、風邪などひく人は、ほとんどいないし、一日のスタートとして又近隣の情報交換の場として、なくてはならないものとなっています。
遠くには、海に浮かぶ小島が、又連なる山並みが、2キロ続く白砂青松の海岸で、今年も恒例の元旦の初演舞を楽しみました。あいにくの小雨で、参加者が少なかったですが、火を燃やしながら皆、真剣に演舞し、一年のスタートを切りました。終了後は、お互いの健康と幸せを祈って、焼酎やワインで、乾杯、皆ほろ酔い気分で、話がはずみ、幸せな朝でした。
謝謝!
鹿児島肥薩会 川俣義人
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