2010年草加八段錦・太極拳研修会

草加八段錦・太極拳研修会 2010年5月13日 楊名時太極拳24式  八段錦  

去る5月13日、120名を越える太極拳の同学が、草加八段錦・太極拳研修会に集いました。この研修会は、草加、八潮、庄和の三つの支部から成ります。今年で4回目となるこの会は、いつも快晴。草加のスカッと晴れた気候は、実に爽やかな心地よいエネルギーを私達に注ぎ、会場へと運んでくれます。

司会の佐久間登師範のかけ声で会が始まり、磯部タカ師範のご挨拶に続いて、楊麻紗先生からは、「長野の佐久から、心は、小川睦子先生もいらっしゃっているはずです」とのお言葉がありました。

全体で前半の八段錦と太極拳24式を行いました。「前半の八段錦では動き、心、意識の三つを働かせ、特に意識を大事にすることが求められます」と麻紗先生の説明が入りました。

恒例となりました楊麻紗先生、ディミトリーさん、楊砂織の家族三人による太極拳の舞を披露させていただきました。「まさにゆったりとした大河の流れのような太極拳」と表現された司会の方。続いて二組に分れて演舞が行われました。どちらも気が満ちていて、見応えのある舞いでした。

麻紗先生による講義では、太極拳における虚実の重要性について理論と実践を合わせて、丁寧に解説して頂きました。「虚実が解れば太極拳に滑らかさがでてくる。虚実は太極拳の命である」という言葉で締め括られました。

後半の太極拳24式は、各々が虚実を意識したことで動きに滑らかさが出て、

さらには会場全体に流れが生まれ、一期一会の素晴らしい太極拳を味わうことが出来ました。最後に眞壁美沙子師範にご挨拶いただき閉会となりました。

多くの方々のご協力により今年も実りある研修会となりました。心から感謝いたします。

楊砂織記

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