
去る3月30日の唐招提寺参拝・奉納演舞の日は、皆が待ち焦がれた、喜ばしくも嬉しい晴れの日になりました。講堂のすぐ西には彼岸桜が咲き誇り、まさに花冷えの中の凜とした清々しい日でありました。この彼岸桜は唐招提寺では一番早くに咲く桜だそうです。
東京、常滑、奈良等からの約70名の有志が集い、麻紗先生他諸先生方と共に演舞する姿は、美しく雄々しいものでありました。


最初の麻紗先生のご挨拶の時には、急に明るい日差しが差し込み、空に手をかざす姿があちこちに見られました。私も楊名時先生が見守って下さっているのかと緊張いたしました。
演舞前に平山先生から、麻紗先生の演舞をよく見せてもらってね。といわれたので、演舞者の隙間から必死でお姿を追いました。
ゆっくりとした柔らかで、気取らない美しい動きに感激いたしました。


お話させて頂いた麻紗先生のオーラと優しさや、砂織先生の気取らない美しさに魅せられ、私の心も洗われ、尊敬の念が益々増しました。ご挨拶だけと思っていた先生たちと、はからずもご一緒できたことは、私にとって貴重な経験でした。
鑑真和上御廟に参拝に行くときには、美しい緑の苔や椿の花が、ひっそりと迎えてくれました。
御廟では、皆が火のついた線香を手に、一人ずつお参りしてその日の行事はおわりました。普段は初対面の人とはあまり話せないのですが、良い方ばかりで、いろんな人とお話しができて、とても楽しい一日でした。

今まで何度も行かせて頂きましたが、今回は新たな経験をさせて頂きました。今までより周りや人がよく見えたような気がしました。
貴重な経験をありがとうございました。

文:岡田道子
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