(39)歩く時は足の裏にも気を配る

秋暑お見舞い申し上げます。

彼岸が近いというのに、真夏日が続いております。皆様おげんきですか?この秋暑はしばらく続くそうです。体調を崩さぬようにお気をつけください。

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 さて、久しぶりのお休みの日、山積みの本を整理をしました。その途中、すでに読んでおりました帯津良一先生の『ときめき養生食』を手に取り、ページをめくりますと、楊名時先生の言葉が載っておりました。“転ばない・つまずかない、重心のとり方・気の持ち方”の小見出しがあり、「太極拳の楊名時先生は歩く時や、階段を下りる時は、足の裏にも目があるつもりで、足の裏の目で確かめるように歩きなさい」と紹介しておりました。

 私も何度かこの言葉を聞きました。太極拳は重心のバランスを計りながら、ゆっくりと足を動かすため、足の裏にも気を配ると足運びが滑らかになり、バランス感覚が養われます。また、足の裏にも目を配ることにより集中力が高まり、気血の流れがよくなり、運動効果も増します。

 太極拳の稽古を続けていると足腰が丈夫になり、年配の人でも転ぶことが少なくなります。たとえ転んだとしてもケガは軽く、治りも太極拳をやらない人より早いことが医学的にも実証されております。年配者の転倒による骨折はボケにつながります。太極拳にかぎらず、毎日歩く時に足の裏にも気を配ってみてはいかがでしょうか。足心から大地のエネルギーを吸い上げるような感じで…。

楊 麻紗

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