2020年12月5日、穏やかな暖かい日差しの中、楊麻紗先生をお迎えして「第14回とこなめ交流会」が開催されました。昨年までとは異なり今年は少し淋しいですが、61名もの方が参加致しました。
交流会は私・榊原敬三師範の厳粛?な法螺貝の音によってスタートしました。
冒頭、杉江満寿夫先生より、今年はコロナウイルスの影響で世間ではイベントの中止が相次ぎ、我々太極の行事もほとんどが中止に追い込まれました。こんな時期だからこそ何としても常滑交流会は開催したいと、麻紗先生にお願いし承認を頂きました。そして、その思いを「コロナなんかに負けるな!私達のワクチンは太極拳」のスローガンに込め、開催準備を進めて来ました、挨拶されました。
続いて楊麻紗先生からは、コロナの感染拡大の中で常滑の杉江先生が交流会開催を決定して下さり、本当に心から嬉しく感謝しております。また、このスローガンが良いですね!心の底からしびれました。私たち太極拳を学んでいる養心会のメンバーは、免疫力を高める稽古を普段から行っていますので、まさに「太極拳はワクチン」なんですよと、笑顔で述べられました。
壇上に麻紗先生・杉江満寿夫・潤子先生が上がり、全員による八段錦・太極拳を社会的距離をとって行いました。麻紗先生の模範演舞の後、5名の師範審査を含む21名の方が誇らしげに昇段審査に挑んだ姿は、ここまでの経緯を考えると感慨深いものを感じました。師範の免状授与の次に、大口メンバーによる一糸乱れぬ演舞、55名の常滑メンバーによる演舞披露を終え、交流会は幕を閉じました。いつもならこれから楽しみの懇親会が始まるのですが、今年は中止です。来年はやるぞ!と心に誓い家路に着きました!
文:榊原 敬三さん
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